摂食嚥下

0~1歳の摂食嚥下機能の発達~小児の口腔機能の評価~

投稿日:2019-05-30 更新日: 2019-05-30


 
 

0~1歳の摂食嚥下機能

0歳から1歳0カ月。つまり0歳台ですね。
この時期は離乳食が開始され、「食べること」が始まる時期です。

0歳台は摂食嚥下機能の発達が著しい時期ですが、とりわけ

物を食べる上で「押しつぶし」や「すりつぶし」の動作を獲得することは重要です。

咀嚼することはただ顎を上下に動かすだけではなく、舌や口全体を前後左右上下様々な方向に動かせる必要があります。

以下、もう少し詳しく。

 
 
 

月齢から見る発達

5~6カ月

正常発達における離乳食の開始時期になります。
口唇と顎を閉じることで捕食および嚥下が可能になります。

また、口腔内で食物を処理できるように、
下唇を内転させる運動が見られるようになってきます。

 
 

7~8カ月

舌による「押しつぶし」機能の獲得時期です。

また、コップによる水分摂取、つまりコップ飲みが順次始まる時期でもあります。

 
 

8~9カ月

口腔内において縦の空間が広くなってくる時期です。

 
 

9~11カ月

口腔内において横の空間が広くなってくる時期です。

歯茎による「すりつぶし」機能が獲得されます。

すりつぶしている側に口角が引かれます。

つまり舌や口唇が左右非対称な運動をできるということです。

 
 

12カ月

てづかみ食べが盛んになる時期です。

 
 
 

おわりに

摂食嚥下機能に関わらず、子供の発達には個人差があります。

しかしながら一般的に、
1歳近くになっても「すりつぶし」機能が獲得されていない場合は、適宜指導を行った方がよいでしょう。

また、水分摂取に関しては日常生活でも何かと行う機会が多い「ストロー飲み」。

一般的にストローで飲むことはコップですすり飲むことより難しいとされます。

個人差はありますが、ストローで飲む行為はおおむね生後9カ月くらいからできはじめます。

ストロー飲みができなくて練習する場合は1歳半くらいからでもOKです。

 
 
 

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参考資料

『小児の口腔機能発達評価マニュアル』(日本歯科医学会)2019年5月11日検索

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