2歳児の発達

【小児発達】2歳児のコミュニケーション面の発達

投稿日:2018-11-29 更新日: 2018-11-29

発達障害という言葉も世間でよく耳にする昨今、

子供の成長には知能や運動だけでなく、コミュニケーション面の発達も大切です。

今日は、2歳頃のコミュニケーション面の発達をみていきます。
 
 

 
 
 

2歳児は、どんな人間関係を築くのか?

子供のコミュニケーション面は、「大人との関係」と「子供同士の関係」で若干意味が異なります。

「大人との関係」では、子供に大人が合わせてくれるからです。

2歳頃は、子供同士の関係にも変化はあるものの、上手に子供同士で遊べるかと言えばまだまだ発展途上。

2歳児のコミュニケーション面の発達で特徴的なのは、大人の「言い聞かせ」に対する反応なのではないでしょうか。

親が「ダメ」といったしない。
「待って」と言ったら待つ。

いずれも短時間であり完璧ではないかもしれませんが、

2歳頃は、親にとって「言い聞かせ」が子供に「入っている」手ごたえを感じる時期でもあります。
 
 
 

2歳児のコミュニケーション面の発達

以下、発達の目安になる項目をいくつか具体的に。

友達の名前が言える

他者に興味を持ち、お友達と遊び、その結果、仲の良いお友達の名前が言える。

人に興味を持つことは大切なことです。
 
 

言い聞かせると我慢できる

「食べたい」「歩きたくない」「買ってほしい」
子供にはいろいろな欲求がありますね。

しかしそれら欲求がいつでもいくらでも満たされるかと言えば、人生そうはいかないものです。

時として、我慢することは子供も大人もあります。

「もうすぐでご飯できるよ」「あの電柱のところまでは歩こうね」「今日はおもちゃを買いにきたんじゃないよ」

そういった、言い聞かせに納得して我慢したり待ったりできはじめるのも2歳頃。

何時間も待ったり、いつでも我慢できる必要はありません。

要は、
親の気持ちを汲み取って自分の欲求を妥協しようという姿勢がみられるかどうかです。
 
 

親から離れて遊べる

例えば地域や公共の場で遊ぶとき、小さい頃はお母さんにべったりですよね。
遊ぶ時でも、ちょっとでもお母さんと距離が離れると「ママ~」と泣きついてくる子もいるでしょう。

しかし大きくなっていく中で、次第に遊びに夢中になり、必ずしもお母さんがそばにいなくても平気になります。

親から離れて遊べるのも2歳頃から。
 
 

電話ごっこ

電話ごっこができるのもこの頃です。

電話ごっこは、言葉のキャッチボール、つまり相互性がないとできない遊びです。
 
 

絵の表情から気持ちがわかる

例えば「笑っている絵」と「泣いている絵」があって、
「うれしいのはどっちかなあ?」といって「笑っている絵」を指させるか。

表情の意味や感情がわかるのも2歳頃から。
 
 

お世話好き

ままごとで人形のお世話をしたり、
年下の子に興味が出て世話をしたり。

お世話をしたがるのもこの頃から。
 
 
 

まとめ

以上のように、主な発達のポイントとしては、

  • 「言い聞かせ」がわかる
  • お友達の名前が言える
  • 表情や感情の言葉がわかりはじめる

といった点が挙げられます。

最後になりますが、
子供の発達には個人差があります。

誰しも我が子の成長は気になるところではありますが、その子自身の成長のペースを大切にしてあげましょう。

また、子供の発達をみる場合はその子自身をみることはもちろんですが、客観的なデータを活用することも大切です。

以下、参考程度に。

津守式乳幼児精神発達質問紙とは?

遠城寺式乳幼児分析的発達検査とは?
 
 
 

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