Sewisdoms

セイウィズダム 育児と医療とコミュニケーションスキル情報サイト

その他の社会スキル

人は人と関わり合って生きている

投稿日:

発達障害の療育にSSTというものがあります。
SSTとはソーシャルスキルトレーニング。
つまり社会生活のためのスキルのトレーニングです。

発達障害の場合ソーシャルスキルが苦手です。
そのため適宜SSTを行います。
 
 
 
【一人で生きているという自負】
人はたくさんの人と関わり合って生きています。
人に支えられ、人を支えて生きています。

「私は自分一人で生きている」とまでは言えなくても、
部分的にそう思う人は多いかもしれません。

「この仕事は私には関係ない」
「それは私の知ったことではない」
「直接言われてません。知りません」
「別に私は迷惑しない」

これらの言葉は全て、
「全部を自分一人でやって一人で生きていけるわけではないけれど、これに関しては私は人に頼ったりなんかしていない」という部分的な強気の表れです。

一時的に世の中と自分を切り離しているのです。
 
 
 
【けれど人は自分と世の中を切り離すことはできない】
人はある部分に関しては「誰にも頼らず自分一人でやった」と思うことがあります。

それが自分や人に優しくできる自信につながるなら良いことです。
しかしこれが時として傲慢さにつながることもあります。

人の人生で、「誰にも頼らず自分一人で成し得た」ことなんてありません。

「誰かにに支えられた自分が、最後までやりきれた事」があるだけです。

私達は世の中の自分のつながりを自分の都合で切ったりつなげたりはできないのです。
 
 
 
【人は支えられている。見えないところでも】
人は他者や社会に支えられて生きています。

それを時として肌身に感じることができます。
その一方で、支えられていることを気づかないこともあります。

それはあなたが鈍感だからという理由ではありません。

世の中というのは複雑で、誰かの優しさが巡り巡って自分を支えてくれていることが多々あるのです。
そしてその経路をひとつひとつ把握することなんてできないのです。

結果、人は自分が知らない部分で誰かに助けてもらったり支えてもらったりしているのです。
 
 
 
【だから人は社会と無関係でいることはできない】
人は自分の知らないところで社会に支えられています。
その人自身の言動も、良くも悪くも社会に影響を与えます。

ソーシャルスキルは、広く言えば社会とどう向き合うかということにもつながります。

-その他の社会スキル

関連記事

ソーシャルスキルを支える10個のスキル

ソーシャルスキルとは社会技能と訳されます。 社会の中で人と関わり合っていく上で必要とされるスキルです。 私達は一人では生きていけません。 物に対する技術や知能指数(IQ)といった能力だけでなく、社会や …

【SST】社交辞令と本音 対応一覧

SST(ソーシャルスキルトレーニング)において社交辞令の理解は重要項目の一つでしょう。 状況によっては、同じ言葉でも社交辞令ではなく本音であることがごくまれにあるということを気をつけましょう。 社交辞 …

【RolePlay】外食、注文時のソーシャルスキル②

SST(ソーシャルスキルトレーニング)の会話劇です。 SSTは発達障害の方のだけでなく、グレーゾーンの方やコミュニケーションが苦手な方にとっても有効です。 昼下がりの午後、ある飲食店で二人がランチをし …

「私」「僕」「自分」「俺」自分のことをどう言うべきか?

「私」「僕」「自分」「俺」など日本語には一人称がたくさんあります。 これらは自分自身を表す言葉ですが、どれを使うことがベストでしょう? 一人称は状況に応じて使用する必要がありますが、使い方を間違うと社 …

【SST】「常に輪に入ろう」としない

SST(ソーシャルスキルトレーニング)は発達障害の方のだけでなく、グレーゾーンの方やコミュニケーションが苦手な方にとっても有効です。 グレーゾーンの方とは、発達障害の程度が微妙で診断に至らないような方 …