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IT支援コラム

【障害者IT支援】パソコンとタブレットの長所と短所

投稿日:2016-11-06 更新日: 2017-05-10

iPadをはじめとして近年、タブレットが急速に普及してきました。

iPadが発売された当初、「パソコンはなくなるのか?」といった疑問も世の中には出ていました。

しかし現状としては、「それぞれに長所短所があり、どちらも必要」といった関係性に落ち着いているように思います。

では障害者のIT支援においてはどうでしょうか?
パソコンとタブレット、それぞれの長所を挙げてみます。
 
 
 
【パソコン】
・自由度が高いカスタマイズ性
・幅広い価格帯。種類が豊富
・印刷したりCDを焼いたりと物理的な出力がしやすい
・1スイッチによるスキャン操作がしやすい
・SDカードやマウス、スピーカーなど機器の拡張性が高い

補足記事:パソコンを安く購入する方法
 
 
 
【タブレット】
・価格がパソコンより安いことが多い
・携帯性に優れる(軽い、充電がもつ)
・タッチ操作など比較的わかりやすい操作方法
・ソフト(アプリ)の追加が簡単
 
 
 
また両者を比較すると、
たとえばパソコンはキーボードやマウスカーソルの動作、画面のデザインなどほとんどの要素を変更することができます。

一方で、タブレットは豊富なアプリがありますがアプリがコントロールできるのはあくまでそのアプリのみ。
タブレット本体の設定を本質的に変えるアプリは現状ほとんどありません。

また1スイッチによるスキャン方式操作はタブレットはまだ不完全でパソコンが成熟しています。

つまりディープなニーズになればなるほどタブレットでは対応できなくなります。

まとめると導入しやすいのはタブレット。
自由度が高いのはパソコン。
といったところでしょうか。

トーキングエイドなど自分の声や身体の一部として持ち運ぶ場合はタブレットが便利でしょう。

重度の身体障害で1スイッチ入力など入力方法が限られているときはパソコンのほうが自由度も選択肢も広いです。

また、もしインターネット環境が整ってないなら、タブレットは不便かもしれません。

ITは日々進歩しています。また状況は変化するでしょうが、2017年の現状はこのような感想です。
 
 
 
関連記事:1スイッチで文字入力できるタブレットを低コストで導入する方法

関連記事:1スイッチで文字入力できるパソコンを低コストで導入する方法

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