Q&A 育児・教育コラム

子供が「じゃんけん」をできるのは何歳から?

投稿日:2018-03-22 更新日: 2018-03-22

知的能力的にじゃんけんのルールを理解し、じゃんけんができるようになるのはおよそ6歳頃です。

しかしながら「じゃんけんができる」ということを具体的にどう定義するかで対象年齢は異なります。
 
 

 
 
 

「じゃんけんができる」の定義

一般的に、お子さんがじゃんけんをできるようになるまでは以下のような過程をふむことが多いです。
①から⑦にいく従って難易度は上がります。

①「最初はグー」などの掛け声に合わせて手を出す。(タイミングが合う)

②グー、チョキ、パーのいずれかを出せるが、出せないものがあったり特定のものしか出さない

③グー、チョキ、パーをランダムにいずれも出せる

④勝敗がなんとなくわかる(大人に言われて納得する)

⑤ルールがきちんとわかる(グー、チョキ、パーはどれが強いというわけではなく、あくまで相対的に強さが変わるということ)

⑥ルール理解し、自分でも説明できる

⑦3回勝負や5回勝負など応用ができる

実生活では④の段階までくると「この子はじゃんけができる」と思われがちです。
しかしながらじゃんけんをきちんと理解しできるということを念頭におくと、やはり⑤~⑦の段階で「じゃんけんができる」と言えるでしょう。
 
 
 

じゃんけんの動作と勝敗の理解

子供は大人の真似をしたがるものです。
じゃんけんもできないうちからその身ぶりだけはしてくれることがあります。

幼児のお子さんを対象にした言語検査でLCスケールというものがあります。

補足記事:【検査】LCスケールとは?

LCスケールによるとルールがわかるかどうかは別として、じゃんけんの身振りができるのは2歳前半とされています。

また、じゃんけんを行い、その勝敗がわかるのは3歳後半とされています。
 
 
 

じゃんけんの本質的な理解

じゃんけんは早くて4歳前後にはなんとなく成立することがわかります。

しかしじゃんけんのルールを自分で説明したり、より本質的に理解するにはもう少し時間が必要です。

じゃんけんのルールを口頭で説明できるようになるのはおおむね6歳頃です。

この頃になると「グーのときはパーを出すと勝ち。チョキならグー。あいこだったらもう一回」など複数のパターン別に説明ができます。

また、お子さんを対象にした発達検査で津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

補足記事:津守式乳幼児精神発達質問紙とは?

津守式乳幼児精神発達質問紙によると、
じゃんけんの5回勝負を理解できるのは6歳6カ月頃とされています。

つまり6歳後半頃には応用をきかせたじゃんけんもできはじめるようです。
 
 
 

まとめ

じゃんけんのそれらしい身振りはおおむね2~3歳頃からできはじめます。

勝敗の理解は3~4歳頃。

じゃんけんのルールを説明したり本質的に理解するには6歳あるいはそれ以降になってきます。

じゃんけんができるようになるにはいくつか段階があります。
じゃんけんが苦手なお子さんには段階を踏んで教えてあげるほうがいいでしょう。

具体的には
・掛け声に合わせて手を出す
・グー、チョキ、パーをランダムに出せるようにする
・どういうときに勝ちか、1つのパターンからでいいので理解する
・じゃんけんで物事を決めてみる
・じゃんけんのルールを説明してみる
・3回勝負や5回勝負など応用してみる

といった感じです。
 
 
 

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