Sewisdoms

セイウィズダム 育児と医療とコミュニケーションスキル情報サイト

その他の社会スキル

自分を犠牲にし相手に合わせることがソーシャルスキルじゃない

投稿日:

社会でより良い人間関係を築いていくために必要な能力として、ソーシャルスキルという言葉がしばしば使われます。

ソーシャルスキルという言葉以外にも、社会性であったりとかコミュニケーションスキル、社交性など用語は様々です。

いずれにせよ、他人とうまくやっていく能力は人生において大切です。
 
 
 
「他人とうまくやっていく能力」と考えると、まず思い浮かぶのが「空気を読める」ということ。

そして空気を読めるという言葉からはなんだか「周りに合わせる」という発想に至りがちです。

しかしながら、社会でうまくやっていくということは、単に周りに合わせるということではありません。

相手を尊重しつつ、自分を大切にできることがコミュニケーションにおいて最も重要な点です。

この、「自分を大切にする」ということを多くの人は忘れがちです。
空気を読まなきゃという強迫観念にも近い考えから、自分を犠牲にしてしまいがちです。
 
 
 

   

 
人は人間関係を重視しよとすればするほど、人に合わせようとしてしまいがちです。

しかし他人を尊重することと自分の考えを伝えることは本来矛盾はしません。

相手を尊重しつつ、自分の意思を伝えるためには、
相手の心情を読みとりつつ自分の気持ちをわかりやすく伝える力が必要です。

この「相手の気持ちを考える力」と「自分の気持ちをわかりやすく伝える力」が大切なのですが、多くの人が相手の気持ちばかり考えて伝え方を考えていません。

本来はいかにして、自分の正直な気持ちをどのような伝え方をするとすっと伝わるかを考えるべきなのです。
 
 
 

   

 
相手の気持ちばかり考えていても、意外と相手の気持ちはわからないものです。

自分の正直な気持ちを伝えてみて、はじめて相手についてわかることもあります。

人によって物事の受け止め方は異なります。
ですので当然人によって物事の伝え方も変えなければなりません。

自分の正直な気持ちを伝えるには、どんな伝え方がいいか。
伝えようとする姿勢とそこで思考錯誤する過程が相手を理解することにつながることがあります。
 
 
 

   

 
良好な人間関係・社会関係を築くために必要なのは、自分を犠牲にして相手に合わせることではありません。

相手の心情を考えること。

相手にどう思われているかを考えること。

自分の気持ちを伝えるためにはどのような言動が適しているかを考えることを。

これらが重要です。

いつの時代もどのような場所でも、相手にわかるかたちで物事を伝えるというのは大切なわけです。

-その他の社会スキル

関連記事

大人の発達障害の処世術

処世術とは世の中で円滑に生きていくための工夫です。 自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害の人の場合、その特性からしばしば社会の中で「生きにくさ」を感じます。 今日は発達障害の処世術について考えま …

【RolePlay】外食、注文時のソーシャルスキル②

SST(ソーシャルスキルトレーニング)の会話劇です。 SSTは発達障害の方のだけでなく、グレーゾーンの方やコミュニケーションが苦手な方にとっても有効です。 昼下がりの午後、ある飲食店で二人がランチをし …

自分の非常識を指摘してくれる友達が大切

コミュニケーションが上手くなりたいと思ったら、空気を読める力は必要になってきます。 空気を読むとは、 人の気持ちを察することができるとか 常識があるとか 状況を読みとることができるとか そういった能力 …

【SST】「おごる」「おごられる」「割り勘」どうしたらいい?

社会で円滑に生きていくためには知的機能や身体的能力だけでなく社会性が必要です。 暗黙のルールを知る、空気を読む、人の気持ちを察する etc… これらはソーシャルスキルと呼ばれます。 ソーシ …

大人になると結局いろいろ許される。良くも悪くも。

大人になると、周囲の空気や場の状況などにより、 間違っていても周りが指摘してくれなくなっていきます。 それはあなたに限ったことではありません。 世の中の大人みんな、自分の間違いを指摘されずに生きていま …