Sewisdoms

セイウィズダム 育児と医療とコミュニケーションスキル情報サイト

IT支援コラム

私達は重症心身障害児者の支援で何をすべきか?

投稿日:2017-04-05 更新日: 2017-07-29

脳性麻痺などに伴う重症心身障害児者の方の支援内容の一つに余暇活動の充実が挙がることがしばしばあります。

重症心身障害はその名の通り身体や知的面に障害があるため日常の様々な活動が制限されがちです。

そのため、いかに自立度を上げるか、いかに余暇活動を充実させるかということは重要な支援目標になります。
 
 
 

魚釣りの話

有名なたとえ話で魚釣りの話があります。

あるところにお腹を空かせた人がいます。
その人に魚を渡せば1日は空腹を満たすことができますが、2日目からはまたお腹を空かせます。
その人は魚をもらい続けなければ生きていけません。

しかし魚釣りのやり方自体を教えれば、
その人はずっと一人でも魚を食べ続けることができます。

魚という目先の物を与えるのではなく、人は人にその方法や考え方自体を与えることが長期的には大切だという話です。
 
 
 

自立度を高めるということ

障害者支援においても同様のことが言えます。
支援者は対象者の自立を支援しくていくことが望ましいでしょう。

手足が不自由な人に対して、
その人が言ったことを代わりに書いてあげるのではなく、
手足を使わなくてもメールを扱える方法を教えます。

音楽をならしてあげるのではなく、
自分で音楽機器を操作できる方法を伝えます。

自分がしたいことを自分の意思で自分でできると気楽なものです。
自分がしたいことを自分の意思で自分でできるようになることは大切です。

その方法を一緒に考えるのは支援のひとつのあり方でしょう。

-IT支援コラム

関連記事

【随時更新】IT支援に役立つアプリまとめ

障害者のIT支援に役立つアプリについての記事まとめです。 フリーソフト(無料で使えるソフト)も多いのでぜひ活用していきたいですね。       【タブレット】 トーキング …

LINEの流行は重症心身障害児者のコミュニケーションにどのような影響を及ぼすか

パソコンや携帯電話が普及しメールがコミュニケーションの一つの方法として確立された。 というのはもはや一昔前の話。 ビジネスシーンは別として、 近年のコミュニケーションはメールではなくLINEを使ってい …

デジタルデバイドは障害者支援において解決すべき課題だ

デジタルデバイドとは情報技術による格差のことです。 パソコンやスマートフォンなどインターネットを使いこなせるか否かにより生まれる格差があります。 IT機器を使える人が情報をたくさん得る一方で、それら機 …

no image

障害者のIT支援でよく使う道具

障害者のIT支援でよく使う道具をまとめてみました。 いずれも「必ずないといけない」ではなく「あればいいな」という内容です。 IT支援はその人に合わせて行うのが大前提。 大切なのは道具ではなくその道具で …

ジョイスティックとは?~障害者IT支援で使える道具~

ジョイスティックとはゲームセンターなどにあるゲームを操作するためのレバーです。 いろいろな種類がありますが、 垂直の棒の先端に丸い突起が付いているものが一般的です。 家電量販店やネットで購入ができます …