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ドラマ「結婚できない男」から空気の読み方を学ぶ④

投稿日:2018-09-22 更新日: 2018-09-22

阿部寛さん主演の連続ドラマ、「結婚できない男」から空気の読み方やコミュニケーションの取り方を学びます。

今日は第4話「休日を一人で過ごして悪いか!!」を題材に。
 
 

 
 
 

第4話「休日を一人で過ごして悪いか!!」のあらすじ

偶然とは言え桑野&早坂ではとバスツアーに行く回。そして花火。

一方で英治達は遊園地に行ったりと各々の休日を過ごす。

バスツアー中にもいつもの余計な一言で早坂とトラブルに。

しかし後日、自ら早坂の病院に出向ききちんと謝罪する桑野。

そして遠回しではあるが一緒に花火を見ないか早坂を誘う。

二人っきりとはいかなかったものの、結果として穴場(事務所の屋上)で花火を見ることができる。
 
 
 

部下に憎まれ口を言ってしまう桑野

合コン目的でみちると千鶴に休日誘われた英治。

しかし仕事のトラブルで事務所は多忙。

休日出勤を嫌がりながらも、しぶしぶ出勤することに同意する英治に対し桑野は、

「いいよ。一人の方が足手まといがいなくていいしな。のんびり一人で仕事するかなあ。好きなCD持ってきちゃって、大音響でかけながらよ、ビルは無人だし、文句言うやついないし」

と言います。

沢崎いわく、
「休みを取らせてあげようというこの人(桑野)なりの思いやりよ」
ということ。

「だったら普通に言ってくださいよ」
と英治。
 
 
桑野は予定がある英治に休みをあげたいという思いやりを示したわけですね。

けれど、自分が仕事をする反面、英治が気を遣うのではという思いもありました。

結果、相手が気を遣わないように憎まれ口を言う桑野ですが、度が過ぎていじわるに聞こえてしまいました。

桑野は上司である自分が休日出勤をすることで、部下である英治がどう感じるかという客観的な見方はできていました。

けれどそれに対して自分がどう言うことで英治が気持ちよく休むことができるかという認識が甘かったわけです。
 
 
今回の桑野のように、

空気を読むことが苦手な人は、
状況を客観的に見ることができても、自分の言動を客観視することが苦手だったりします。

 
 
 

はとバスツアーで知識を語ってしまう桑野

はとバスツアーでばったり早坂と一緒になった桑野。

旅行の中で自分の知識を語り続け、最後にはバスガイドさんを泣かせてしまう始末。

自分の知識を披露することは誰しも楽しいことなので、そのぶん周りが見えなくなりがちです。

また、
知識は客観的に正しいことである場合が多く、「正しい」から「いつでも言っていい」と思いがちです。

けれど実際は違いますね。

本来、会話というものは適切な量で話すものです。

「正しい知識」であっても、それを言わないことが正しいこともあります。
 
 
 

花火にうまく誘えない桑野

はとバスツアーの後日、早坂に自分の言動を素直に謝罪する桑野。

第2話でうまく早坂に謝ることができなかった経緯があるので、

桑野は早坂と人間関係を築く中で成長しているわけですね。
 
 
そして、今度の花火大会に早坂を誘いたい桑野。

事務所の屋上がいかに花火が見えやすいかを話すばかりで、自分の気持ちを言うことができていません。

さらに、早坂がみちる達と予定が入っていることを告げると、今度はそれを批判するようなことばかり。

桑野から言わせれば、
「客観的な事実を言っている」
とのこと。

そうですね。

桑野は客観的な事実を言っているだけで、「自分の気持ち」を「相手の気持ちを汲み取りながら」伝えようとしていないわけです。

自分の気持ちを言うことは、勇気がいることです。

批判されたり断られたりすれば自分が傷つくからです。

けれど、

相手の気持ちを大切にしながら、自分の気持ちを正直に伝えることで相手の受け取り方もまた違ったのかもしれません。
 
 
 

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