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子供の発音は何歳まで様子を見て、何歳から練習させたほうがいいのか?

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子供がしゃべり始めた頃。小さい頃の発音は稚拙でかわいらしいものです。
しかしながらそれが長く続いたり、周りの子と比べ始めると親としては不安な気持ちも出てくるでしょう。

「かめ(亀)」が「ため」になる。「かさ(傘)」が「かちゃ」、「さかな(魚)」が「たかな」など発音の誤りはその子によって様々です。
 
 
 
【発音は何歳から?】
1歳になったばかりの子に滑舌を細かく指導するのが時期尚早なのは誰もがイメージできるでしょう。
かといってわが子が成人するまで発音を指摘しないのも遅すぎます。

子供の発音は何歳まで様子を見て、何歳から練習させたほうがいいのでしょうか?
 
 
 
【目安は年中さん】
子供の発音の練習を始める時期は、年中さんが目安です。

年中さんは5歳になる年ですね。
誕生日が早い子なら5歳台、遅い子なら4歳台に相当する時期です。

補足記事:子供の年齢区分と名称一覧
 
 
 
【なぜ年中さんから?】
発音の練習を始める時期がなぜ年中さんなのか、理由を見ていきましょう。

まず日本語の音において最も発音が難しいのは「さしすせそ」です。
「さ行」の音が最も口の動きの繊細さが必要になります。

「さしすせそ」が言えるようになる時期は5歳頃です。
もちろん個人差はありますが。

年齢的にできなくても不思議じゃない音を早々練習しても意味がありません。
発音は適切な時期に練習をしないと効果は期待できません。
早過ぎても遅過ぎてもだめなのです。

おおむね5歳頃には日本語の音をだいたい言えるようになります。
日本語の発音のための口の動きができるのです。

上記のことから、
発音の練習は5歳前後から始めるのが口腔器官の成長から見て適切と考えられます。
 
 
 
【一朝一夕では身い付かない】
発音の練習は1日2日で終わるものではありません。

私達はしゃべるとき、「この音は口をこう動かして発音しよう」と思いながらしゃべっているわけではありません。
私達は無意識に発音をできています。
今できていないことを、意識しなくてもできるようになるにはそれなりの練習期間が必要です。

発音はいかに習慣化するかが重要です。

スムーズな子でも、1~2年間は経過を見ないといけません。
 
 
 
【就学前に上達を】
発音は就学前にある程度できておくと望ましいです。

就学前とは小学校に入学する前、保育園や幼稚園の時期ということです。

就学前なら口の動きの成長もちょうどよいですし、練習の時間もとりやすいです。
小学校に入ると勉強が始ったり環境が変わって忙しくなるので。
 
 
 
【結論】
発音の練習時期は5歳前後が目安です。
早い子でも1~2年の期間を要します。

そう考えると、発音の練習は
年中さん頃から始めて、小学校1年生前半くらいまでの期間をみておくといいでしょう。
 
 
 
【練習量は?】
練習は1回30分~1時間を、週に1~2回くらいが目安です。
もちろんその子の発音の状況に合わせて適切な練習をしましょう。

先ほど、練習期間は1~2年と書きました。
では練習頻度を上げて例えば毎日やったらもっと期間は短くなるのでしょうか?

一概にそうとも言えません。
発音は習慣化が大切です。物事が習慣化するにはそれなりの時間を要します。

単に練習量を増やせばいいというわけではありません。
適切な内容を適切な頻度で行うことが大切です。

ダイエットは急速に行うとリバウンドのリスクが高くなります。

発音も一緒です。
アフターフォローをきちんとしないとせっかく上手になってもリバウンドします。
 
 
 
【練習場所は?】
練習場所は家庭でOKです。
このサイトも含め、子供の発音に関してはネットや書籍がいろいろ出ているのでそれを見ながらお子さんと一緒に練習してみるといいでしょう。
発音練習であれ他の勉強であれ、隣同士で座って親子で一緒に時間を過ごしながら行うのが子供にとっては一番楽しく身に着くものです。

しかしながらどう教えていいのか迷うお母さんもいるでしょう。
専門機関に通ってもいいでしょう。
通って練習してもいいでしょうし、教え方を教えてもらうのもいいでしょう。
 
 
 
【どこに通えばいい?】
お子さんの発音の場合は小児科を受診してみましょう。

子供の発音の練習は、医師の診断がおりれば健康保険で行うことができます。
「発音」は医学用語で「構音(こうおん)」と言ったりもするので、医療機関では発音練習のことを「構音訓練」と言ったりもします。

この場合は、「機能性構音障害」という診断の下、「言葉のリハビリ」という名目で健康保険が使えます。

「障害」というとなんだか仰々しいですね。
機能性構音障害とは「身体に障害はないけど発音がうまくできない状態」のことを指します。
口を怪我していたり脳卒中などにより口がうまく動かない人の発音状況とは区別されているのです。

補足記事:機能性構音障害とは?
 
 
 
【発音練習はリハビリ】
発音練習は健康保険が使えますが、最寄りのかかりつけ医で練習するかというとそうではありません。

発音の練習は先ほど書いた通り「言葉のリハビリ」という名目で行われます。
つまりリハビリ科がある病院で行われます。

しかしながら「機能性構音障害」による発音練習をするのはほとんどが子供です。
そのため小児科のリハビリが発音練習をする場所に該当します。

大人のリハビリしかしていない病院でもできないことはないですが、子供は小児科のほうを紹介されるかもしれません。
 
 
 
【誰とする?】
発音練習はリハビリスタッフと行います。

リハビリスタッフもいろいろな種類があります。
発音練習はリハビリスタッフの一つである言語聴覚士(ST)が行うことが多いです。
言語聴覚士は言葉担当のリハビリスタッフです。

補足記事:言語聴覚士(ST)とは?
 
 
 
【他にも場所はある】
医療機関以外でも発音練習をできる場所はあります。

「発音教室」や「言葉の教室」など名称はそれぞれ違います。つまり民間ですね。

指導者は言語聴覚士であったり元教員であったりといろいろな人がいます。
そこそこで違います。

民間の場合は健康保険が使えませんので、費用がまちまちです。
通う前に確認しておくほうがよいでしょう。

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