摂食嚥下 育児・教育コラム

【年齢別】子供の食育の仕方~発達検査や各種文献より~

投稿日:2018-10-06 更新日: 2018-10-06

各種発達検査(KIDS乳幼児発達スケール津守式乳幼児精神発達質問紙など)や文部科学省の文献を参考に、

子供の食生活で心がけることをリストアップします。
 
 

 
 
 

幼児期

家庭環境にもよりますが、
2~3歳頃から「いただきます」「ごちそうさま」の習慣をつけていきます。

子供の興味に応じて、
3歳くらいからお箸を使ってみます。
もちろん最初は上手じゃなくてOK。
やってみる意欲が大切です。

3~4歳頃には段階的に、食器を運んだりといったお手伝いをやってみましょう。

幼児期は特に楽しみながら、いろんな食材に興味を持っていきましょう。

また、食後の歯磨きでは、
3~4歳頃にブクブクうがいができはじめるかもしれません。
 
 
 

小学校低学年

小学校の時期は乳歯から永久歯に生えかわる時期です。
口腔内の変化が著しい時期です。

特に低学年は永久歯の生え始めで、前歯や奥歯(臼歯)が生え始める時期です。

前歯の生えかわり時期には、しっかり口を閉じる習慣をつけることに気をつけます。

歯にはそれぞれ役割があります。

前歯は食物を噛みちぎる歯。
奥歯は食物を咀嚼するための歯です。

前歯でしっかり噛み切ること、奥歯でよく噛んで食べる習慣をつけましょう。
 
 
 

小学校中学年

乳歯から永久歯への生えかわりが著しい時期。

乳歯がぐらぐらしたりして、食事が摂りにくい時期でもあります。

適宜食材を調整し、食べることを楽しめるように工夫します。
 
 
 

小学校高学年

永久歯への移行もずいぶん完了し、咀嚼が行いやすい時期です。

ただ食べるだけでなく、
食事の際の姿勢やマナーにも気を配る時期です。

正しく食器具を使えているかもみます。
 
 
 

中学生・高校生

生活環境やリズムが大きく変わる時期。

それに伴って食事回数が変化したり食事に対する意識が低下する時期でもあります。

・食べ物が自分の体や生活習慣病に影響すること。

・何を食べるかだけでなく、「どう食べるか」も心身に影響すること。

・食べ物によって口腔環境が変化すること。

などの食事に関する知識をつけて毎日の食事に大切さを再確認します。
 
 
 

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参考資料

『歯・口の健康づくりの理論と基礎知識』(文部科学省)2018年8月7日検索

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