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空気を読むことと、個性を発揮すること

投稿日:2016-12-01 更新日: 2017-02-21

発達障害の療育の一つにSST(ソーシャルスキルトレーニング)があります。
ソーシャルスキルとは社会生活を円滑に送るための能力です。

内容にもよりますが、SSTは「空気を読むこと」と似ています。

補足記事:SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは?
 
 
 
【空気を読むこと】
場の空気を読むことは大切な社会的能力の一つです。
人は一人では生きていけず、互いを思い合うことが必要です。

空気を読むとは大きく捉えると「人の気持ちを考える」ということです。
人の気持ちは言葉としてはっきり表れるものだけではわかりません。

言葉に表れないものを想像し読み取ることが大切です。
 
 
 
【人と同じであること】
一方で、空気を読むことが行き過ぎると「人と同じことしかしない・言わない」になります。

人と同じ物を身につけて、
人と同じものを好んで、
人と同じことをして、
人と同じことを言って、
人と同じように生きる。

人にとって共感することは大切なことです。
「人と同じ」で幸せを感じることは確かにあります。

しかし同時にそれだけでは人は幸せにはなれません。
 
 
 
【人と違うということ】
人と違うように感じ、
人と違うように考え、
人と違う意見を持ち、
人と違う行動をし、
人と違うものを創りだし、
人と違う人生を生きる。

人との違い中で「自分らしさ」を見つけることが人生の満足感につながることもあります。
 
 
 
【しかし、「同じ」も「違う」も縛られれば結局いっしょ】
「空気を読まなければ」「同じでなければ」と強迫観念のように生きていては息が詰まるだけです。

それと同じで「人と同じことなんて絶対しない」「人と違うことをしなきゃ」と人との違いに固執していてはいつしかそれはただの「あまのじゃく」になり「自分の正直な気持ち」からは遠ざかってしまいます。

大切なのは自然体でまずいること。
そしてその自然体の状態で「空気を読むこと」や「個性を発揮すること」を捉えることです。
 
 
 
【空気は読めないといけないのか?】
空気を読む読まないは別として、ある程度空気は読めた方がいいです。

個性を発揮することであなたは自由に生きることができます。
それと同時に空気を読むことで結果として自由に生きることができる場合があります。

自由に生きるということの一つの意味は、チャンスに恵まれるということです。

場の空気を読めないことで、その場に呼んでもらえないことがあります。
人の気持ちを察することができず、素敵な人と会う機会が減ってしまうことがあります。

空気を読むことであなたの人生のチャンスが増えることがあるのです。
 
 
 
【空気は読まなければならないのか?】
空気を読むということはひとつの社会的ツールでしかありません。

空気を読むことで社会がより良くなり、人間関係が円滑になることが大切です。

空気を読むことはあなたの人生を息苦しくするためではありません。
空気を読むことはあなたがより良く生きるためにすることなのです。

あなたの人生が息苦しくなるなら、誰かを不当に傷つけたりしないかぎり空気を読む必要はありません。
あなたの人生がより良くなると思うなら、その空気は読むべきです。

 
 
 
【あなたの個性がなくならないソーシャルスキルを身につけるべき】
ソーシャルスキルは文字通りただのスキルです。
「空気を読む」こともツールです。

あなたの人格はあなたのままでいいのです。

肩の力を抜いて、
ソーシャルスキルをあなたの人生のチャンスを増やす道具として活用しましょう。
 
 
 
関連記事:【暗黙のルール辞典】世の中には、こんな「暗黙のルール」があるんだよ。

関連記事:人は人と関わり合って生きている

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