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【検査】LCスケールとは?

投稿日:2017-07-25 更新日: 2018-11-29

 
 

 
 
 

LCスケールとは?

LCスケールは子供を対象にした言語検査のひとつです。
「エルシースケール」とそのまま読みます。

「言語・コミュニケ—ション発達スケール」
つまりLanguageとCommunicationの頭文字をとってLCスケールと言われています。

LCスケールは2008年に出版され、2013年に一部改定されました。
改定されたものは「LCスケール増補版」となっています。

しかし旧来のものと解釈や実施の仕方はそこまで変わっていないので、
新旧で違いに戸惑うことはそこまでないでしょう。
 
 
 

LCスケールはどんな検査か?

LCスケールは先述したとおり言語検査です。
お子さんの言葉の力をみる検査です。

具体的には3つの領域に分かれます。
言語理解・言語表出・コミュニケーションの3つの力とそれらを総合した力を見ることができます。

言語理解は聞いてどのくらいわかるかということです。
言語表出は言葉の表現力です。
どれだけしゃべれるか、言葉にして伝えることができるかを見ます。
コミュニケーションは対人関係の能力です。

LCスケールは言語理解・表出だけでなく、
コミュニケーション項目もひとつの領域として存在するところが特徴的と言えます。

 
 
 

LCスケールの実際

対象年齢

先述したとおり、LCスケールはお子さんを対象にした検査です。

具体的には、
対象年齢は0歳~6歳となっています。

つまり、小学校入学前のお子さん(幼稚園や保育園児、あるいはそれ以前)が対象です。

小学校以降のお子さんであれば、LCSAが対象になります。

補足ページ:LCSA(学齢版 言語・コミュニケーション発達スケール)とは?
 
 

所要時間

お子さんの年齢により問題数が異なりますが、
概ね30~60分程度の時間を要する検査です。

長すぎず短すぎず、中間的な所要時間の検査と言えます。
 
 

問題内容

検査の内容は対象のお子さんの年齢や発達の状況でけっこう異なります。

内容としては、
・お子さんの状況を観察する観察所見での評価
・ぬいぐるみやおもちゃを使っての遊び的な課題
・絵を見て検査者が言ったものを指さしてもらう課題
・絵を見て問題にそって話す・解答してもらう課題
・検査者の話を聞いて言葉で答えてもらう課題
などです。

LCスケールは実際にお子さんに鉛筆で字や解答を書いてもらう課題はありません。
図版はイラストで構成され、読み書き能力が問われる場面はほぼありません。
 
 

LCスケールでわかること

LCスケールを実施すると、そのお子さんの言葉の発達年齢と指数が出ます。

発達年齢は、例えばLCスケールで5歳6カ月と出れば、5歳6カ月相当の言葉の力があるということです。

指数の方はLCスケールの場合、
平均が100、標準偏差15としてお子さんの指数が算出されます。
つまり85~115がごく平均の数値ということになります。

補足記事:知能指数(IQ)の理解において重要な「平均」と「標準偏差」とは?
 
 

実施の難易度

LCスケールの検査の難易度としては、
「普通くらい」~「やや難しい」といったところでしょう。

検査の難しさとは、
・実施の難しさ
・結果算出の難しさ
が大きく関係するでしょう。

LCスケールは問題の教示の仕方がところどころ細かく設定されています。
そのため実施はマニュアルをけっこうしっかり読むことが必要になってきます。

また、LCスケールは例えばその項目に5個問題があって5個正解したら5点といった数え方ではありません。
5個問題があって3個正解できたら1点、4個なら2点、5個なら3点といったような、
解答数と得点が違う数字になっています。
これはLCスケールをはじめて実施する人がしばしば戸惑う点です。

LCスケールは指数を出すことができます。
そのため問題の正誤だけでなく、そこから結果を指数表を見ながら算出する必要がでてきます。
 
 
 

まとめ

LCスケールはぬいぐるみや積み木使った簡単な課題から、難しい課題まで幅広く設定されさまざまお子さんに実施できます。

お子さんの状況に合わせて上限と下限が決まっているので不要に検査時間が長くならないのも魅力です。

検査に使う積み木やぬいぐるみは、条件を満たす物であれば各自で揃えた物を使っていいことになっています。

かっちりめの検査でありながら、そういったゆるさも兼ね備えているのがLCスケールの長所というかおもしろいところですね。

LCスケールはアマゾンなどのネットショップでも購入できる点も導入しやすくてgoodかなあと。

 
 
 

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参考資料

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