Sewisdoms

セイウィズダム 育児と医療とコミュニケーションスキル情報サイト

会話術

メラビアンの法則とは?

投稿日:2017-08-08 更新日: 2017-10-23

メラビアンの法則とは、矛盾したメッセージが発せられたときに相手がどのように受け止めるかを研究したものです。

アルバート・メラビアンという人が実験をし発見しました。
 
 
 

メラビアンの法則

 
矛盾したメッセージを受け取った際、人はその情報源によって偏りのある認識をします。

メラビアンによるとその割合は、
・身振りや表情といった視覚情報:55%
・声の大きさやリズムといった聴覚情報:38%
・話した言葉の内容自体という言語情報:7%

となっています。

矛盾したメッセージとは、例えば
笑いながら「バカだなあ~」と言うなどです。

笑いながら「バカだなあ~」というメッセージは、
「冗談で言っている」と「本当に馬鹿にしている」という2つの矛盾した解釈が考えられます。

メラビアンの法則によると視覚情報のほうが言語情報より割合が多く、優先されがちです。
ですのでこの場合「笑いながら」という視覚情報のほうが「バカだなあ~」という言語情報よりも優先されがちです。

ですので「笑いながら『バカだなあ~』」というメッセージは「冗談で言っている好意的な言葉」と多くの人がとらえます。
 
 
 

メラビアンの法則からわかること

 
自分の気持ちを正確に伝えるためには、視覚情報・聴覚情報・言語情報を一致させることが効果的です。

また、自分が矛盾したメッセージを発した場合、相手は視覚>聴覚>言語の順で受け取りがちであることを自覚しましょう。

さらに自分が相手から矛盾したメッセージを受け取り、その意図を考えるときは相手の非言語面(ノンバーバル)に着目することが有効です。
 
 
 

メラビアンの法則を活かす

 
人はコミュニケーションにおいて、「自分が何を話すべきか」「相手が何を話したか」という言語情報に意識が向きがちです。

しかし実際は相手の非言語(ノンバーバル)面により注意を向けるべきです。

「いいですよ」と言いつつも相手が嫌な「表情」をしていないか。

「大丈夫ですよ」と言いつつもその「声が沈んで」いないか。

ノンバーバル面にも意識を向けることは相手の本心を読みとる手助けとなります。

相手の本心を読みとれることは、相互的なコミュニケーションの手助けになります。
 
 
また、相手もまたあなたのノンバーバル面を見てることを自覚しましょう。

どんな言葉を重ねても、表情が伴ってなければ信頼されません。
「口から出まかせ」は通じないのです。

自分の発する視覚・聴覚・言語情報が今どのようになっているかに意識を向けましょう。
 
 
 
関連記事:今日のあなたのコミュニケーションはうまくいったか?

-会話術

関連記事

【会話術】なぜ相槌は相手の言葉を繰り返すほうがいいの?

人と会話をするときに、相手の言ったことを繰り返すとコミュニケーションがうまくいくことがあります。 なぜでしょう?     【目次】 1. 話が相手に届いているという手ごたえ感 2. …

会話における異性の感じ方の違い。男女間の会話術

男女間での会話術を考えます。 男性と女性では話し方や感じ方が違うもの。 それゆえ異性を意識した会話術というものがあります。       男性にはプロセスを褒めてあげる & …

相手とより信頼関係を築く会話術

会話をというのはやり方次第で相手と信頼関係を築くことができます。 そこには聞き方・話し方のテクニックというものがあって、ただ漫然と話すことではありません。 今日はより信頼関係を築ける会話の仕方をまとめ …

【SST】意味のない言葉・会話もコミュニケーションには大切

社会で円滑に生きていくためには知的機能や身体的能力だけでなく社会性が必要です。 暗黙のルールを知る、マナーを守る、空気を読む、人の気持ちを察する etc… これらはソーシャルスキルと呼ばれ …

ポール・グライスの会話のルール「協調の原理」

人と会話をするときに、気をつけることをまとめます。 改めて聞くと簡単なことですが、大人でもこれらを守れない人は多いです。     【目次】 言語学者が考える会話のルール 1. 質の …