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大島分類(横地分類)とは? 脳性麻痺や重症心身障害児の評価に便利

投稿日:2016-10-19 更新日: 2018-07-13

多様な症状がある脳性麻痺。
症状もその重症度も千差万別で、結局「人による」「状況による」といった曖昧な評価になりがちです。

特別支援教育やリハビリテーションの現場では大切なお子さんをおあずかりして療育を行うわけです。
そのような状況下であまりにも曖昧な捉え方だとやはり問題です。

千差万別な脳性麻痺や重症心身障害児の方の能力を客観的に評価する方法に
大島分類、あるいは横地分類というものがあります。
 
 
 

大島分類とは?


大島分類はその名の通り大島さんが作った評価方法です。

身体能力と知的能力をそれぞれ5段階で評価します。

身体能力は、
寝たきり・座れる・歩けない・歩ける・走れる
の5段階です。シンプルですね。

知的能力は、IQが
20未満・20~35・35~50・50~70・70~80
の5段階です。

これらを組み合わせた評価が大島分類のおけるその人の評価になります。

例えば身体能力としては寝たきりですが、知的能力は70~80という人がいれば、
パソコンなどの代替機器でコミュニケーションが取れる可能性があります。
 
 
 

横地分類とは?


横地分類とは、大島分類を改定したもので、基本的な考え方は大島分類と一緒です。
両方とも身体機能と知的機能をそれぞれ評価し、そのバランスで最終的にその人の能力評価に至ります。

大島分類と横地分類の違いは、評価項目の違いです。

身体能力が、横地分類の場合は
寝返り不可・寝返り可・座位保持可・室内移動可・室内歩行可・戸外歩行可
の6段階に増えています。

知的能力の場合は5段階のままですが、その内容が、
言語理解不可・簡単な言語理解可・簡単な色や数の理解可・簡単な文字や数字の理解可・簡単な計算可
のようにIQがわからない場合でも評価ができるようになっています。

これらの詳しい判断基準も載っているので、客観的に評価しやすいです。
 
 
 

おわりに


重症心身障害児者を支援していく上で、その人の能力を客観的に知ることは重要です。
しかしながらその手段がなかなか少ないのも現状です。

そのような現状において大島分類や横地分類は役に立つひとつのツールとなるでしょう。
 
 
 

外部リンク:大島分類(ウィキペディアの重症心身障害児のページ)

外部リンク:横地分類(大島分類を改定したもの)

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