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大人の発達障害の処世術

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処世術とは世の中で円滑に生きていくための工夫です。

自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害の人の場合、その特性からしばしば社会の中で「生きにくさ」を感じます。

今日は発達障害の処世術について考えます。
 
 
 

ソーシャルスキルトレーニング

 
発達障害の症状のひとつにソーシャルスキルの苦手さがあります。
ソーシャルスキルとは文字通り社会生活を円滑に送るためのスキルです。

具体的には以下の3つで成り立ちます。
・場の雰囲気が読みとれる
・自分の言動を他者がどう受け取るか想像できる
・自分の考えを相手にうまく伝えることができる

自分に必要なソーシャルスキルと学び方を見つけていきましょう。

もっと詳しく:ソーシャルスキルを支える10個のスキル
 
 
 

感覚への対処

 
発達障害の方がしばしば合併する感覚過敏。あるいは感覚鈍麻。

嗅覚にせよ聴覚にせよ、私達には様々な感覚があります。
いずれの感覚も敏感すぎると気になりすぎるし、鈍感過ぎると不自由です。

感覚過敏とは一般よりも感覚が過敏で、それ故にストレスを感じたり気になりすぎて物事に集中できなかったりする状態です。

聴覚過敏に対して耳栓、触覚過敏に対して刺激が少ない衣服など感覚過敏は道具による工夫で軽減できる場合があります。

自分の感覚に合ったツールを見つけることが大切です。
 
 
 

習慣の自覚と例外への対応

 
人は習慣の生き物です。
習慣の定義はいろいろありますが、
心理学的には習慣とは「その人が精神的な労力をほとんど払わずにできる物事」としばしば捉えられます。

要するに習慣とは慣れてしまって自然にできてしまうことです。

習慣になったことをすることは、自分の生活のリズムを作ったりストレスを軽減したりする効果があります。

週末は好きな映画のDVDを見る。
朝はお気に入りのコーヒーを1杯飲む。

なんでもいいです。自分のストレスを軽減できる習慣を作るのです。
そしてその習慣を自覚します。

自分にはこういう習慣があって、それが自分のリズムを作っているんだなと自覚することは大切です。

そしてできれば、その習慣が遂行できないときの対応も考えておきましょう。

発達障害の場合、しばしば物事の切り替えや習慣の変化が苦手です。
けれど生きていれば例外な状況はつきもの。

自分の習慣が守れないときの柔軟な対応を想定することが、生きやすさにつながります。

もっと詳しく:行動調整や場面の切り替えに役立つ「If~Then~」ルール
 
 
 

最後に

 
人は一人一人違います。たくさんの人が同時に生きているのが社会です。

だからこそ、発達障害に限らず人には大なり小なり「生きにくさ」があります。
その「生きにくさ」はいろいろな工夫で軽減されます。

自分に合った処世術を見つけていきましょう。
 
 
 
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