摂食嚥下 育児・教育コラム

離乳食の始め方と進め方~月齢別のメニューやあげ方~

投稿日:2018-01-23 更新日: 2019-04-28


 
 

離乳食の進め方

離乳食はどのように進めたらいいのでしょう?

一般的には、
生後5,6カ月から1歳半頃までの1年間くらいをかけて段階的に進めていきます。

はじめはお粥をすり鉢などでつぶした「つぶし粥」などから始めます。

離乳食の進め方として信憑性が高い資料の1つに、厚生労働省による離乳のガイドラインがあります。

ガイドラインによると、離乳食はだいたい
・生後5,6カ月
・生後7,8カ月
・生後9~11カ月
・1歳~1歳半

の大きく分けて4段階で進んでいきます。

以下、詳しくみていきましょう。

 
 
 

生後5,6カ月

首がすわる。
食べ物に興味が出ている。
支えていれば座れる。
などが離乳食開始の目安になります。

 
 

離乳食の形状

なめらかにすりつぶした状態

 
 

離乳食のメニュー

・つぶし粥
・野菜(じゃがいもなど)
・果物
・豆腐
・白身魚
など。上から下に従って、徐々に与えていきます。

 
 

頻度

1日1回、1さじずつ少しずつ

 
 

母乳や粉ミルクとの関係

今まで通り特に制限なく。

 
 
 

生後7,8カ月

離乳食の形状

舌でつぶせる程度の固さ

 
 

離乳食のメニュー

・つぶし粥から徐々にお粥へ
・野菜、果物
・白身魚→赤身魚→青魚と段階的に
・固く茹でた卵黄少し
・豆類、海藻類
・ヨーグルトや塩分の少ないチーズ
・脂肪分の少ない鶏肉

 
 

頻度

1日2回。できるだけ規則正しいリズムで。

 
 

母乳や粉ミルクとの関係

母乳は変わらず。育児用ミルクは1日3回程度に。
食後にあげる。ミルクで満腹で離乳食が入らないといった状況を避ける。

 
 
 

生後9~11カ月

離乳食の形状

歯ぐきでつぶせる程度の固さ

 
 

離乳食のメニュー

・お粥から徐々に軟らかく炊いたご飯(軟飯)へ
・野菜、果物
・白身魚→赤身魚→青魚と段階的に
・固く茹でた卵黄から徐々に固く茹でた卵白も。
・豆類、海藻類
・ヨーグルトや塩分の少ないチーズ
・脂肪分の少ない鶏肉
・赤身の肉
・月齢に合った市販のベビーフード

 
 

頻度

1日3回できるだけ規則正しく

 
 

母乳や粉ミルクとの関係

母乳は変わらず。育児用ミルクは1日3回程度に。
食後にあげる。ミルクで満腹で離乳食が入らないといった状況を避ける。

 
 
 

1歳~1歳半

手づかみ食べも並行して行いましょう。
自分で食べる習慣は食事への興味や手先の発達につながります。

 
 

離乳食の形状

歯ぐきで噛める固さ

 
 

離乳食のメニュー

・軟飯から徐々にご飯へ
・野菜、果物
・白身魚→赤身魚→青魚と段階的に
・茹でた卵
・豆類、海藻類
・ヨーグルトや塩分の少ないチーズ
・脂肪分の少ない鶏肉
・赤身の肉
・月齢に合った市販のベビーフード

 
 

頻度

1日3回。さらに必要に応じて1日2回程度の間食

 
 

母乳や粉ミルクとの関係

離乳食の妨げにはならない程度

 
 
 

おわりに

目安として月齢も記載しましたが、あくまで目安。

また、アレルギーがある場合はまた別な配慮が必要です。
いずれにせよ、お子さんの個々の様子を見ながら判断していきましょう。

 
 
 

その他の記事

 
 
 

参考資料

『Ⅱ離乳編』(厚生労働省)2018年1月6日検索

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