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小児発達

~歳って何ができる?幼児期(小学校前)の発達の概要

投稿日:2017-01-06 更新日: 2018-02-01

子育てが始まると、「私はちゃんと子供を育てられているのか」「うちの子はちゃんと育ってくれているのか」と不安になることがあります。

そんなときに子供の成長の目安がわかると参考になります。

子供の成長は個人差があり、人と比べてどうこうではありません。
しかしその一方で、目安がわかると漠然とした迷いや不安がもっと前向きで建設的な思考になる手助けをしてくれるのも事実です。
 
 
 
【年齢別、子供の発達概要】
以下に、子供の年齢別のおおよそ発達を書きます。

○○歳の子供とはどんな感じなのか。
そのイメージをつかむ参考になればと思います。

子供の発達は個人差があるので、あくまで自己責任のもと子育ての参考程度にしていただければと思います。
 
 
 
【0歳児】
0歳児は生まれたばかりで何もかもがデリケート。
やっとわが子に出会えた喜びもある一方で、その繊細さに神経を使う場面も多いでしょう。

0歳児ができはじめることは、
・3か月前後で首が座りはじめます
・8カ月前後でお座りができはじめます
・10カ月前後でつかまり立ちがはじめます

・6か月前後で物をつかみ始めるのもポイント。

・0歳後半からは少しずつ離乳食も始まってくるでしょう。

・言葉はまだ「あー」「うー」などの喃語です。

お母さんが声をかけると振り向いたり、優しい声で喜び怒った声で泣いたりといった音に対するそれぞれの反応が身に付く時期であり、具体的な単語を言うよりそのような反応形成が大切な時期です。
 
 
 
【1歳児】
1歳になると
・初語(はじめての言葉)が出始めます。
・「ちょうだい」など簡単な言葉かけに応じてくれます。

・絵本の読み聞かせが楽しめる時期が始まります。

・歩き始めます。
・親の後追いも見られるでしょう。

・なぐり描きですがお絵描きも始まるかもしれません。
 
 
 
【2歳児】
2歳児になると
・「ごはんたべる」など2語文が出てきます。
・「おいしいねぇ」など共感的なことが言えるようになってきます。

・「大きい」「小さい」がわかります。
・「多い」「少ない」がわかります。

・自分の名前を言えるでしょう。

・食事の際のこぼしが減ってきます。

・「おしっこ」を事前に言えることがあります。

・○(丸)を書けるようになってきます。

・少しずつ親がいなくても遊べるようになります。
・友達とけんかをすることもあるかもしれません。

・色が意識できるようになってきます。
・ただし色の名前がわかるわけではありません。

・ぴょんぴょん跳んだり
・階段を自分で登れたりするでしょう。

・鉄棒にぶらさがることができはじめるかもしれません。

 
 
 
【3歳児】
3歳になると会話も単語ではなく文が増え始めます。
歩く・走るも少しずつ頼もしくなってきます。

・赤、青、黄色など色の名前わかります。

・「大小」「長短」など形容詞がわかってきます。
・「りんご」は「果物」などカテゴリーがわかってきます。

・いろんな動詞をしゃべるようになります。

・ままごとができるようになってきます。

・靴や衣服の脱ぎ着ができはじめます。

・字はまだ読めませんが、自分の名前はわかるかもしれません。
・ぬりえが始まる時期です。
・はさみも使い始めるかもしれません。

・数の理解は1~3個くらいが目安です。
・パズル遊びも始まるでしょう。

・片足立ちができはじめます。

 
 
 
【4歳児】
4歳になるとずいぶんと文章での会話が増えます。
「~が~」や「~を~」といった助詞の使用が特徴的です。

器用さも出てきて身の回りのことをだいぶん自分でできるのでお母さんは助かる時期でもあります。

4歳頃には
・「大小」「長短」「重軽」「熱冷」「厚薄」などいろいろな形容詞がわかるようになってきます。

・「が」や「を」といった助詞の使用が始まります。
・上下左右がわかってきます。

・「しりとり」ができはじめます。
・迷路に取り組めます。
・おりがみを折って何かを作ることに挑戦してもいい時期です。

・色の名前もだいたい言えるようになってくるでしょう。

・鼻水が出ていれば鼻をかむことができるでしょう。
・信号の意味がわかってくるでしょう。

・読める平仮名が何文字かでてきます。

・5個前後の個数がわかります。

・スキップができるかもしれません。

 
 
 
【5歳児】
5歳時になると身の回りのこともかなりでき、また話す言葉もずいぶん上手くなってきます。

「赤ちゃん」というイメージを卒業し「子供」という印象を親が感じる時期でしょう。

5歳児は
・受動態の文章がわかってきます。

・じゃんけんをすることもできるでしょう。

・「端っこ」や「真ん中」など相対的な位置関係がわかります。

・「信号が赤なら止まる、青なら進む」といった「もし~だったら~」といったIFの文が話せます。

・友達と一緒に何かを作るなど「協力ありき」の遊び方ができます。

・数字や平仮名が読めつつあります。
・なんでも書けるわけではありませんが、書ける文字が出てきます。

・1+1など、ごく簡単な計算ができます。
・100まで数えることができるかもしれません。

 
 
 
【6歳児】
6歳になる年は幼稚園・保育園の年長さんに相当します。

学業が始まる直前の年。
ずいぶん言葉も動きも達者です。
いろんなことがある程度できるでしょう。

女の子ならだいぶんおませさんになっているでしょう。

6歳児は
・物事の矛盾点を指摘できはじめるかもしれません。

・受動態と能動態の文章を使い分けることができます。

・曜日の感覚があります。
・月日がわかります。
・季節の概念があります。
・「昨日」「今日」「明日」などの時間軸がわかります。

 
 
 
より詳しく以下のページで。
小児発達まとめ

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