小児発達コラム 育児・教育コラム

【室内編】ままごと3歳、しりとり5歳。いろんな遊びの適齢期

投稿日:2017-03-22 更新日: 2018-09-23

赤ちゃん・子供は成長に従っていろいろな遊びができるようになっていきます。
基本的に、親は子供の遊び方にとやかく言う必要はありません。
子供は成長の中で、自然と自らいろいろな遊びに挑戦していくものです。

しかし、育児は誰だって初めての連続。
いざ子供と遊ぼうとするとどんなことをしたらいいのか迷うこともあるでしょう。

この遊びは幼稚すぎるのか?この遊びはまだ早すぎるのか?
どんな時期にどんな遊びが子供の成長を促すのか。
知っていて損はないでしょう。
 
 
 
【遊びは学び】
子供はまるで挑戦するように、新たな遊びを次から次にやっていきます。
遊ぶためにはその遊びに必要な子供の発達があります。
その子の発達に合った遊びができればそれはまさに学びです。

補足記事:年齢別に見る子供の発達

いろいろな遊びを見ていきましょう。
もちろん子供の発達は個人差があるので、あくまで目安に。

今日は家でできるような屋内の遊びを見てみます。
 
 
 
【しりとりは5歳】
しりとりは5歳頃からできるようになってきます。
しりとり遊びは子供の発達に重要です。

補足記事:子供(保育園・幼稚園児)にとって「しりとり遊び」が大切な理由
 
 
 
【じゃんけんは5歳】
じゃんけんも5歳くらいからできるようになってきます。

そして6歳頃になると物事を決める手段としてじゃんけんを使えるようになってきます。

「勝った方が○○しよう」
「先に3回勝ったほうが勝ちね」などです。
 
 
 
【読み聞かせは1歳からでもOK】
字が読めない時期からでも絵本の読み聞かせはOKです。
もちろん年齢に合わせた本のチョイスが前提ですが。

早い子なら1歳頃から絵本を読んでもらうことに興味が出てくるものです。
 
 
 
【3歳くらいはテレビに夢中になる】
テレビは子供の遊びや娯楽としてはあまり良い印象を持たないお母さんも多いかもしれませんね。

実際、テレビを見るよりは親子で遊ぶ方が好ましいです。
しかし現代の生活でテレビをまったく見ないというのも難しいでしょう。

テレビを見るなら、子供がどのようにテレビを見ているか気にかけると有意義です。

1,2歳の頃は単に音が鳴る、声が聞こえる、絵が動くといった捉え方しかできません。
しかし3歳頃になるとテレビを物語として捉えることが始まります。
登場人物に共感したりストーリーにわくわくしたりする様子が少しずつ始まります。

そして5歳前後になるとこの前見たテレビの話などができます。
つまり過去の話題を説明できるのです。

補足記事:子供の正しいテレビの見せ方・間違った見せ方
 
 
 
【カルタは5歳】
昔ながらの遊びであるカルタは5歳くらいからルールがわかってきます。

6歳頃には親や友達と勝負できるでしょう。
 
 
 
【なぞなぞは5歳】
なぞなぞ遊びも簡単なものなら5~6歳くらいから始まります。
比喩などがわかるようになるということです。
 
 
 
【「○○のつく言葉はなーんだ?」も5歳】
「あ」のつく言葉ってなーんだ?→アイスクリーム
「い」のつく言葉ってなーんだ?→いぬ

など頭の文字から言葉を連想します。
このあたりはしりとりとも関連する能力ですね。
 
 
 
【ままごとは3歳】
女の子の遊びの代名詞とも言えるままごと。
ままごとは3歳くらいから成立し始めます。

自分に合わせてくれる親とのままごとだけでなく、
子供同士でできることも重要な成長のポイントです。

もちろん女の子に限った話ではなく、男の子でも同様です。
 
 
 
【鉄砲ごっこも3歳】
一方で男の子は鉄砲ごっこが3歳くらいからでき始めます。

おもちゃのピストルを持って、球が出ないのに「バンッ!バンッ!」と言って打ちあいます。

女の子と比べうといささか幼稚に見えるかもしれませんが、子供の発達の上ではとても大切なことです。

球が実際には出ないのに、球が出る様子をイメージしそれに合わせて動きます。
場合によっては打たれないように友達同士で隠れたり避けたりします。
相手が避けたり隠れたりする様子を見ながら銃を向ける方向をイメージする。

子供にとって最も重要な成長のひとつが想像する能力です。

もちろん女の子でも同様です。
 
 
 
【ババ抜きは6歳】
トランプのババ抜きは5~6歳くらいでわかるようになってきます。
 
 
 
【ストーリー性のあるごっこ遊びは6歳】
3歳は鉄砲ごっこやままごとなどごっこ遊びが始まる時期であることは先ほど書きました。

しかしながら
警察になって鉄砲を「ばんっばんっ!」、
ままごとでごはんを作って「はいどうぞ」
というふうに、3、4歳のごっこ遊びは単発の遊びでしかありません。

これが5、6歳になるとストーリー性のあるごっこ遊びになります。
警察で鉄砲を打とうとしたら、相手が逃げ出したのでパトカーで捕まえる。
ままごとで、子供役の友達が帰ってきたらご飯を作ってあげる。

連続性のあるストーリーで、複数人で遊ぶことができます。
それぞれの役割を演じます。
 
 
 
【トランプの神経衰弱は6歳】
選択肢を少なくしたり、わかりやすいイラストであれば5歳台でも早い子は可能でしょう。
 
 
 
【漫画は6歳】
絵を理解しつつ、文字を読む。
漫画も娯楽の印象が強いですが、読むためにはそれなりの能力が必要です。

子供向けのものであれば、6歳頃から読めるでしょう。
読書の類は個人の好みが出やすいので、読める時期はけっこう個人差が大きいですが。
 
 
 
【似顔絵は3歳】
丸を書いて、中に点々で顔のようなもの。
顔を描こうとできるのは3,4歳頃です。
そこから徐々に細かな描写になっていきます。
 
 
 
【双六は5歳】
数が理解できはじめ、サイコロを使えるようになるのがこの時期です。
 
 
 
【積み木は2歳】
積み木とひとくちに言っても幅が広いですが。

例えば積み木を単に重ねるだけなら1,2歳くらいです。
4,5歳くらいから、見本を見て任意の形を作ろうとすることができます。

そう考えると積み木は長く使えるおもちゃと言えますね。
 
 
 
【パズルは3歳】
パズルも何ピースかでかなり差がありますが。

ひとまず、「2分割された絵をくっつける」というパズルの基礎とも言える内容は3歳くらいが目安です。

市販されているような何十ピースもあるようなパズルは5歳や6歳頃からでしょう。
 
 
 
【人形のお世話は2歳】
人形を自分の子供やお友達のように扱うのは特に女の子に見られる遊びですね。

やりとりが複雑なものではなく、
とりあえず抱っこしたりかわいがったりする様子は2歳頃から見られます。
 
 
 
【はさみは3歳】
はさみは文房具の中でも代表的な物のひとつですね。
しかし刃物なだけに子供にいつ頃から使わせるか躊躇するお母さんも多いのではないのでしょうか。

一般的には3歳頃からはさみで紙を切ることができるでしょう。
この時期にははさみの扱いに必要な指先の動きや認知の発達ができています。

もちろん目安です。
実際はお子さん自身の様子を確認した上で行いましょう。
 
 
 
【工作は5歳】
3歳くらいははさみは扱えるようになります。

そしてはさみやのり、折り紙など複数の道具と材料を使って工作をはじめるのは4,5歳くらいからです。

上手い下手の話ではなく、
自分なりに目的を持って道具や材料を使い分けるということです。
 
 
 
【絵日記は6歳】
絵を描くのが好きな子なら5歳台で可能でしょう。
昨日のことや自分の思い出を絵に描いて表現ができます。
 
 
 
【絵の具は6歳】
色鉛筆と異なり、絵の具は道具の扱いがより複雑になりますね。
6、7歳には絵の具を使って絵を描くとことができるようになってくるでしょう。
 
 
 
【プラモデルは6歳】
一昔前と比べるとだいぶん熱気は下がったものの、プラモデルは大人も子供も心躍る娯楽の一つでしょう。
男の子が興味を示すことが多いプラモデルですが、作れるようになるのはこの時期です。

6,7歳くらいから簡単なものを親子で一緒に始めてもいいかもしれませんね。
 
 
 
【ピアノは7歳】
英才教育や、教室に通っている子はもっと早いでしょう。
そうでない子が、曲を意識してピアノを扱える時期はこのくらいにあたります。
 
 
 
関連記事:【屋外編】ブランコ3歳、かけっこ4歳。いろんな遊びの適齢期

-小児発達コラム, 育児・教育コラム