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小児発達コラム

【小児発達】およそ1歳でできること

投稿日:2016-12-17 更新日: 2018-09-23

赤ちゃんや子供の発達は個人差があります。
何かができるようになるタイミングは子供それぞれです。

その一方で、一般的に子供は何歳で何ができるようになるのか。
それを知っていると参考になります。

これらにとらわれすぎず、一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。

補足記事:子供や赤ちゃんの発達を見る際の原則
 
 
 
【1歳という時期】
生まれて1年。
つかまり立ちや立ち上がりが徐々に始まり言葉も単語が出始めます。

「何もわかっていない赤ちゃん」から「こちらの話を聞いて理解している赤ちゃんっぽい子供」に少しずつ成長していきます。
 
 
 
【1歳児の言葉の理解】
0歳の子は概ね「音に反応する」状況でした。
それは1歳になると徐々に「言葉を理解」し始めます。

「バイバイ」「ちょうだい」「おいで」などの言葉かけに応じることができる
ただ聞くだけではありません。「おいで」に対して来てくれるなど行動が伴うかということです。

絵本などを見て、お母さんが言った物を指させる
物の名前を理解するということです。

「鼻ってどこ?」など簡単な体の部分を聞くと指させる
目や鼻や口や頭などが簡単な部分でしょう。肩や眉毛、肘などは難しいですね。

絵本を読んでもらいたがるなどの知的好奇心が出てくる

ぬいぐるみをかわいがる
よしよししたり、抱っこしたりなどです。
 
 
 
【1歳児の話し言葉】
「聞いてわかる」ことと「話せる」ことは違います。
ちょうど私達が、漢字が読めても書けないことがあるのと似ています。
子供にとって聞いてわかることが必ずしも話せることととは限りません。

言葉を真似る
お母さんが言った言葉を真似して言ってくれるかということです。

声を出して、物を欲しがる
最初は「うー」など声だけかもしれません。
言葉が出てくると「まんま」「ぶーぶー」など特定の言葉で要求をします。

言葉が出始める
はじめは2~3語。
次第に絵本の絵や何かを見たときにその物の名前をぽつぽつ言いだします。

「あれ、なあに?」に答えられる
その子が元々知っている場合です。
例えば普段から「ぶーぶー(車)」を言える子に、少し離れた場所にある車を指さして「あれなあに?」と聞いてみます。
指をさしたほうをその子が見れるというのも大切な成長です。
 
 
 
【1歳児の人間関係】
この時期はまだ親との関係がほとんどでしょう。

親の後追いをする

簡単なお手伝い
「○○とってきて」などです。

見てほしいので、指をさす
「あ、飛行機!」などのような指さしです。必ずしも言えなくてもいいです。

手をつなぐ

「どっちにする?」
選ばせてあげると、ある程度選択に統一感がでてきます。

学習し、反復する
楽しいことや嬉しいことがあると、それを繰り返そうとします。
それを繰り返すことで、また楽しいことや嬉しいことが起こると学習し予測できるのです。
 
 
 
【1歳児の生活】

自分でコップを持って飲もうとする
多少こぼすことはあるでしょう。
大切なのは自分で飲もうとするチャレンジ精神です。

スプーンを使う
これもコップと同様です。
上手いか下手かではなく、やってみようとしているかです。

服を着るときに協力してくれる
まだまだお母さんにおむつや洋服を着せてもらうことでしょうが、次第に足を広げたり手を伸ばしてくれたりなど協力してくれるようになります。

自分で食べてみる
まだまだこぼしたりはあるでしょう。
しかし少しずつ「自分で食事をする」ことができだします。
 
 
 
【1歳児の読み書き】
当然、この時期はまだ字を読み書きすることはありません。
しかし、先々の読み書きにつながる学びはあります。

「一緒のちょうだい」がわかる
例えばスプーンとフォークがあって、お母さんが持っているのと同じ形を選べる。
字が読めるとは字の形の違いがわかるということです。
字を読めるためには物の形を認識しどれが同じでどれが違うかわかることが大切です。

なぐり描き
この時期のお絵描きは、ぐるぐる丸を描く様子です。
 
 
 
【1歳児の運動】

立ちあがる
物につかまらず、その場から立ち上がるということです。

歩く
はじめはゆっくり2~3歩から。
裸足で慣れてきたら、今度は靴で。

ふたをあける
ゆるいものでかまいません。
ビンなどのふたをまわして開けられるか。

つまむ
お菓子やビー玉など。

物を重ねる
積み木など。たくさんじゃなくて構いません。
要は物の上に物を乗せることができるか。

水を注ぐ
コップからコップへ移す作業です。
多少こぼしてもいいです。
要はそのような動作をしようとできるかです。
 
 
 
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