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小児発達

【小児発達】およそ2歳でできること

投稿日:2016-12-19 更新日: 2017-04-23

赤ちゃんや子供の発達は個人差があります。
その一方で、一般的に何歳で何ができるようになるのか。
それを知っていると参考になります。
一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。

<補足記事>
・子供や赤ちゃんの発達を見る際の原則
・おおよそ1歳でできること

 
 
 
【2歳という時期】
2歳も、1歳同様に月齢で大きな変化が見られる時期です。

例えば「名前を聞かれたらフルネームで答える」などは2歳後半でできればいい内容です。

小さいうちはひと月ごとの変化が顕著なので、あまり神経質にならず広い目でお子さんを見てあげましょう。
 
 
 
【2歳児の言葉の理解】

動詞がわかりはじめる
絵本などを見ながら「食べてるのどれ?」「走ってるのどれ?」
どれか指をさしてもらいます。

「大きい」「小さい」がわかる
「大きいのはどっち?」などと聞いて選んでもらいます。

「長い」「短い」がわかる

「おへそってどこ?」など体の部分を指させる
1歳の頃もある程度体の部分はわかりますが、そのバリエーションが2歳になるとさらに増えます。

「形容詞+名詞」がわかる
「大きい車」「小さい猫」などの表現がわかります。
上の例で言うと、「大きい猫」「小さい猫」「大きい犬」「小さい犬」の中から選んでもらいます。
「大きい猫」「大きい犬」だけでは「大きい」がわからなくても答えられるので意味がありません。

色の名前がわかりだす
「赤いのどれ?」など複数の色の中からその色を選べます。
はじめは2種類前後でかまいません。
 
 
 
【2歳児の話し言葉】

2語文が出る
「ごはん食べる」などです。

言える動詞がでてくる
絵や状況を見せて「なにしてる?」と聞くと「食べてる」「走ってる」など名詞ではなく動詞で答えることができます。

「おいしいね~」など共感的な言葉が言える

「ばいばい」や「ちょうだい」、「だっこ」など言える

「ここ」「これ」など代名詞が言える

「なに」「どれ」など疑問詞が言える

名前を聞かれたら、フルネームで答える

対の形容詞を言える
「これ大きいね。こっちは?」→「小さい」など。

「名詞+動詞」の表現
「鳥さん飛んでる」などです。
 
 
 
【2歳児の人間関係】

おもちゃの電話で「もしもし~」ができる

ぬいぐるみや兄弟のお世話をしようとする

絵の表情がわかる
絵本の登場人物などで、「笑ってるのどれかなあ?」「泣いてるのどれかな?」など聞くと指をさしてくれる。

兄妹や友達をけんかをすると告げ口に来る

ジェスチャーがわかる
実際の物がなくても、「コップで水を飲む動作」や「手を洗う真似」などを親がしてみるとそれがわかる。
手で「きつね」をつくったりして見せるとわかる。など。
 
 
 
【2歳児の生活】

事前に「おしっこ」を言う。
もちろんオムツが完全にはずれていなくてもかまいません。
失敗してもかまいません。
要は「おしっこ」が出そうな感覚を事前に察知できるかです。

洋服の脱ぎ着ができはじめる
洋服やパンツ、靴などを脱ぎ着できるかです。
衣服によっては「脱ぐしかできない」「履くしかできない」でもこの時期はOKです。

食事が上手になる
こぼしが減っていきます。完璧でなくてOKです。
 
 
 
【2歳児の読み・書き・計算】
当然、この時期はまだ字を読み書きすることはありません。
しかし、先々の読み書きにつながる学びはあります。

丸・三角・四角の形がわかる
積み木や型はめのおもちゃなどで。
同じ形を集めたり。
形の認識が、先々の識字につながります。

丸を描く

線を描く
定規でひいたような真っ直ぐな線じゃなくてもいいです。
要は、それまで丸やグチャグチャの殴り書きだったものが、次第に「線」を描くようになるということです。

×や十字を描く
線を描けるようになると、次はその線を交差させます。

「多い」と「少ない」がわかる
同じお菓子で、数が多いお皿を選べるかなどです。
算数の基本はこの「多い・少ない」という量の理解です。
 
 
 
【2歳児の認識】

色がわかる
「色の名前を言える」ということではなく、色が認識できるということです。
確かめ方としては、「これと同じ色どれかな?」といって色を選んでもらいましょう。
赤・青・黄色・緑など原色ができればこの時期はOKです。

2語文を繰り返せる
繰り返すとは復唱するということです。
復唱できるということは記憶するということ。
つまりどれだけ長い文章を復唱できるかが、記憶力を見る目安のひとつになります。
 
 
 
【2歳児の運動】

階段を上がる
両足を交互に出せればなおGood

両足でぴょんぴょん跳ぶ
片足だけでなく、両足をそろえて跳べるかがポイントです。

くるっと回る
何回もはできなくてもいいです。
要はその動きができるか。

ボールをちょっと蹴れる

鉄棒などにちょっとぶら下がれる
 
 
 
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