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小児発達

【小児発達】幼児期(0~6歳)の話し言葉の発達

投稿日:2017-02-13 更新日: 2018-01-22

赤ちゃんや子供の発達は個人差があります。
その一方で、一般的に何歳で何ができるようになるのか。
目安を知っていると参考になります。
一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。

補足記事:子供や赤ちゃんの発達を見る際の原則

7歳になる年が小学校1年生に相当するので、
0~6歳とは保育園や幼稚園の時期に該当します。

補足記事:子供の年齢区分、名称一覧

0~6歳は子供の成長が特に著しい時期です。
成長、発達といってもいろいろな側面があります。
言葉や運動、生活面の自立、人との関わり方 etc

各分野別に発達を見ていきたいと思います。

年齢別に発達を見たい方はこちら。

関連記事:【小児発達】およそ1歳でできること
 
 
 
【ことばの発達】
言葉の発達は主に2つの面から見ることができます。

1つは「聞く言葉」つまり親や周りの言うことをどれだけ理解できるかです。
そしてもう1つは「話す言葉」、つまりおしゃべりです。

これらは言語の理解力と表現力と考えることができます。

今日は言語表現力を見ていきます。
 
 
 
【0歳】
0歳ではまだ言葉は出ません。
この時期はいろいろな声を出すこと。そして人の声に興味を持つ時期です。

泣く
赤ちゃんにとって元気いっぱいに泣くことはとても大切です。
とは言っても無理に泣かせてはいけませんよ。

泣く以外で声を出す
「あー」など。

笑う
笑顔だけでなく声も出ているか。

人に向けて声を出す
話すためには相手を意識することが土台になります。

子音が出る。
母音とは「あいうえお」のことで、子音はそれ以外になります。
全部出る必要はありません。「ま」や「ぱ」などが出るかどうか。

周りの言葉を真似ようとする
「学ぶ」は「真似る」です。
真似をしようとする姿勢はとても大切です。
 
 
 
【1歳】
1歳はまだ具体的な言葉は出ない時期です。
言葉でなくてもいいのでたくさん声を出すこと。

そしてその声にお母さん・お父さんはたくさん反応してあげてください。
自分の声でお母さんお父さんが反応してくれるという喜びが、赤ちゃんの言葉を増やします。

言葉が出始める
始めてしゃべった単語を初語と言います。

言葉を真似る
0歳の頃は真似ようとはしててもきちんと言葉になっていないことが多かったですが、1歳になると次第に真似できるようになります。

名詞の表現
絵本やテレビを見て、対象の名前を言えることがでてきます。
 
 
 
【2歳】
2歳台の特徴は単語から2語文へ移行する点です。
これまで単語での表現だったものが次第に文章へと以降していきます。

2語文
「ごはん食べる」などです。
「ご飯を食べる」の「を」など助詞はあってもなくてもOKです。

自分の名前が言える
フルネームで。

形容詞の表現
名詞や動詞だけでなく、「大きい」など形容詞の表現も少しずつ出てきます。
 
 
 
【3歳】
3歳になると次第に文の質も上がってきます。
動詞のレパートリーも使い方も増えていくでしょう。

色の名前
赤・青・緑・黄色の4色くらいから。

動詞と名詞のつながり
タオルやティッシュが欲しい時に「拭くのちょうだい」
お絵描きしたいときに「書くものちょうだい」
など名詞ではなくその用途や関連した意味で表現できます。
 
 
 
【4歳】
4歳になると「上下」など抽象的な言葉も入っていきます。

「上」「下」など言える

親の名前が言える
フルネームで。

今日、保育園であったことを教えてくれる
過去のことを単語ではなく文章で表現できるということです。

○○のつく言葉
「お」のつく言葉→「おかし」
「か」のつく言葉→「かに」など。
 
 
 
【5歳】
概ね表現が文章になります。
簡単な理屈がわかり言えるようになってきます。

理由を言える
「道路に飛び出さない」→「車にぶつかるかもしれないから」
「外から帰ったら手洗いうがい」→「外のバイ菌をそのままにすると病気になるかも」

動詞の使い分け
「フォークは刺す」・「箸はつまむ」
「帽子はかぶる」・「靴下は履く」など。
 
 
 
【6歳】
6歳になるとかなり言葉が達者になってくるでしょう。
日常的な言葉はある程度わかります。
少し難しい言葉も親が平易に説明することで納得できていきます。

曜日が言える

受動態にできる
「お母さんが怒った」なら、「お母さんに怒られた」など能動態・受動態両方の言い方ができます。
 
 
 
関連記事:小児発達まとめ

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