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小児発達 聴覚

聴覚の正常発達~子供が大人と同じ聴力になるのは何歳か?~

投稿日:2018-03-12 更新日: 2018-03-12

人間の聴覚は他の感覚同様、お母さんのお腹の中にいる頃に器官ができ、生後に外界の刺激を受けながら成長していきます。

聴覚は生後から1年くらいにかけて成長し、1歳頃には大人と同じくらいの聴力を持ちます。
 
 

 
 
 

健常とされる聴力の目安

一般的に、健常とされる聴力の目安は他者のささやき声を聞き取れるか否かです。

このささやき声の聞き取りができるのが生後10カ月以降くらい。
つまり1歳前後くらいです。

補足記事:聴力の目安、dB(デシベル)について

聴力の発達は言葉の発達においても重要です。
言葉を適切に聞き取ることが、言葉の増加や適切な発音につながります。

補足記事:難聴は、発音にも影響する。

以下、一般的な聴力の発達を見ていきます。
 
 
 

生後0~3か月頃

生まれたばかりの生後0~1か月の頃は、まずは音に反応があるかが大切です。
突然の音などにびっくりしたり、泣いたりできるか。

音の反応があったら、次は音に注意を向けることができるかです。
物音や人の声に振り向いたりできるか。
3か月頃になると、好きな音に喜んだり嫌いな音に泣いたりするかもしれません。
 
 
 

生後4~6カ月頃

生後4~6カ月頃になると、ずいぶんと人の声に反応しだします。
声かけに対して明らかな反応が見られます。

親が話しかけたり歌いかけると、それを見続ける時間も長くなりはじめます。
 
 
 

生後7~9カ月頃

7~8カ月頃には「だめっ!」といった叱るような言葉に泣いてしまったり驚いたりします。
語調がなんとなくわかるようになるわけです。

9カ月頃には「おいで」などごく簡単な言葉に応じることができはじめます。
だんだんと単なる「音」ではなく「言葉」として意味が伝わってくるわけですね。

秒針の音が鳴る時計を、そっと耳元に近づけると音がわかるのもこの時期です。
 
 
 

生後10~12か月頃

ささやき声が聞こえるようになってきます。

言葉の真似も始まる時期です。

音楽のリズムに合わせて体を動かすような様子も見られます。
 
 
 

おわりに

幼い頃は子供がきちんと聞こえているか・見えているのかという確認がしずらいものです。

些細なことでも、「聞こえていないのかな?」と思うときは一人で悩まず家族や病院、その他専門的な人に相談してみるのがいいでしょう。

もしも難聴など聞こえに問題があっても、早めの対応をすることで言葉の発達を促せる場合もあります。

そういった意味でも、まだ会話が成立しないうちからも日頃の声かけや話しかけは大切です。
 
 
 

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