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子供が注射で泣かないのは何歳から?~小児発達学より考察~

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注射で泣かないのは何歳から?

注射で泣かないのは何歳くらいからなのでしょう?

注射は大人でも痛いですし、子供が泣くのも無理はありませんよね。

その一方で、子供が年齢を重ね大きくなるにつれて、「そろそろ、多少は我慢してほしいなぁ」と思う時期もくるものです。

どんなことでもそうですが、
「悲しかったねぇ~。よしよし」と全面的に子供を慰める時期から、

「ここは頑張ろうね。ちょっと我慢しようね」と、

「未来を見通して今少し我慢することの大切さ」を教えることが必要になる時期もきます。

注射は痛いですが、時としてそれは必要なことであり、痛みに堪えててもらうことが必要になります。

個人差はあるものの、
4歳半以降だと注射を打たれても泣かないで頑張れることが可能かもしれません。

以下、もう少し詳しく。
 
 
 

人前で泣くことと正常発達

泣くことの頻度や、どういうことで悲しむかというのは当然ながら個人差があります。

感情を一律に考えることはできません。

しかしながら、0歳児と6歳児の悲しみ方が異なるように、感情の変化というのもひとつの成長の目安であることもまた確かです。

子供の正常発達の目安として、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

上記資料によると、
注射をされても泣かないのは4歳6カ月相当の生活習慣であることがわかります。

また、
泣くのを人に見られないようにする対人意識は7歳頃から見られるともあります。

このように考えると、
注射をされても泣かないで我慢できる姿勢は、保育園・幼稚園の年中さんから小学校1年生頃にかけて身に付くことが予想されます。
 
 
 

子供が注射を克服するために

とは言うものの、やはり注射は痛いし、怖いし、不安なものです。

子供がそういった不安を乗り越えるためには、やはり親を中心とした周囲の心の支えや配慮が必要でしょう。

例えば注射をするときは、
事前の子供にそれを伝えてあげて、心の準備をさせてあげます。

「今度の月曜日に注射をしに行くよ」
「注射をしたら風邪をひきにくくなるから、がんばろうね~」

このように事前に伝えたり、
きちんと注射を打つことの必要性をできるだけわかりやすく伝えてあげます。

また、
普段から信頼できるかかりつけ医をつくっておくことも大切です。

子供の全く知らない場所で全く知らない医師に注射をされるのでは不安でしょう。

病院側もその子が注射に対してどのくらいのリアクションをするのかを把握しているのとしていないのではやりやすさが違うでしょう。

さらに、注射が終わったら、
注射を頑張ったからこそのご褒美をあげるのもありだと思います。

ここでポイントなのは、
「注射」をしたから「ご褒美」をもらえたという因果関係を子供に理解させることです。

幼いときほど、過去と今の結び付きが理解しにくいので、ただ単に「なぜかお菓子がもらえた」というかたちにならないように気をつけます。
 
 
 

まとめ

以上のように、あくまで目安ですが
注射をされても泣かないで我慢できる姿勢は、保育園・幼稚園の年中さんから小学校1年生頃にかけて身に付くことが予想されます。

その一方で、親は注射に対する子供への配慮も必要でしょう。

「子供に言ってもどうせわからないだろう」と決めつけるのではなく、注射の予定や注射を打つことの必要性を丁寧に説明してあげます。

たとえそれが理屈としてとか知識としてわからなくても、

親が丁寧に子供に説明するその姿勢は子供に伝わるものです。

子供は大人が思っている以上に「わかっている」ものです。
 
 
 

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