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うがいができるのは何歳?~小児発達学より~

投稿日:2018-11-17 更新日: 2018-11-17

ブクブクうがいとガラガラうがい、それぞれの年齢についてです。

うがいって、何歳くらいからできるものなのでしょう?
 
 

 
 
 

1. うがいができるのは何歳?

衛生面・健康面において大切な「うがい」。

うがいって、何歳くらいからできるものなのでしょう?

「うがい」は、
水を口に含んですすぐ「ブクブクうがい」と、
上を向いて喉を洗浄する「ガラガラうがい」
がありますね。

ご家庭の生活環境にもよりますが、健常発達の場合、

「ブクブクうがい」は4歳頃、
「ガラガラうがい」は5歳頃にできるようになります。

以下、もう少し詳しく。
 
 
 

2. ブクブクうがいは何歳から?

ブクブクうがいは水を含むため、当然ながら口をしっかり閉じる力が必要になりますね。

具体的には、唇をしっかり閉じて、それを維持する力が必要になるわけです。

唇を閉じることを専門的には口唇閉鎖と言い、発音や口腔習慣では重要な指標となります。

では、ブクブクうがいは何歳くらいからできるのが妥当なのでしょう?

子供の健常発達の目安として、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

津守式によると、

水を飲みこまないで「ブクブク」とできはじめるのは2歳6カ月頃。

歯磨きのあとの口をすすぐ動作(ブクブクうがい)ができるのは4歳頃とされています。

以上のことから、

ブクブクうがいは2~3歳頃から芽生え始め、4歳頃にはできると考えられます。
 
 
 

3. ガラガラうがいは何歳から?

ガラガラうがいはブクブクうがいよりも難しいうがいです。

ブクブクうがいと異なり、ガラガラうがいは上を向きますね。

そのためガラガラうがいはうっかり水を飲み込んでしまわないようにする必要があります。

ガラガラうがいは鼻や気道に水が入り込まないように気をつけながら、舌の奥の方(奥舌)を動かして行います。

そんなガラガラうがいは何歳からできるのか?

日本歯科医師会の資料によると、

ガラガラうがいは3歳児で約25%、4歳児で約50%、5歳児で約75%のお子さんができるとされています。

ちなみに、ガラガラうがいは奥舌を使うことは先ほどの通りです。

私達が普段、奥舌を使う機会って他にどんなことがあるでしょう?

「かきくけこ」の発音には奥舌の動作が必要です。

そして、「かきくけこ」の音は3歳以降に発音可能な音です。

このことから、ガラガラうがいは3歳以降から挑戦してみていい口腔動作であることが予想できますね。
 
 
 

4. まとめ

「うがい」は、「ブクブクうがい」と、「ガラガラうがい」があります。

ブクブクうがいより、ガラガラうがいのほうが難しいです。

ブクブクうがいは2~3歳頃から芽生え始め、4歳頃にはできると考えられます。

ガラガラうがいは3歳頃から芽生え始め、5歳頃にはできると考えられます。

しかしながら、うがいは生活習慣や生まれ持っての口腔形成に影響される部分も多々あります。

やはり年齢にとらわれすぎず、お子さん自身の現状を見てあげるのが大切でしょう。
 
 
 

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6. 参考資料

『うがいの練習・指導』(日本歯科医師会)2018年9月15日検索

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