恋愛において、
相手と価値観が違う場合に悩ましいのが「浮気の基準」
前の記事:どこからが浮気?(1)
どこからが浮気なのかという基準が異なると、
その違いにお互いがストレスを感じるものです。
法律上、裁判で不倫と判断されるには不貞行為の有無が重要になります。
しかし不貞行為がないからといって恋人や配偶者以外の異性と何をやってもいいかというとそうではないでしょう。
法律や明確なルールではなく、
その時代のモラルや当人同士の感じ方が浮気の基準には大きく影響します。
浮気の基準について考えてみます。
異性と会話をしたら。
親しげに話したら。
これらを浮気と考える人も世の中にはいます。
仕事上やそのほか公的な場面で、複数名でいるなら異性と会話をすることを浮気と捉えるのは束縛が過ぎます。
恋人や配偶者というのは特別な関係に他ならないですが、
相手が異性と場を共有する機会をゼロにすることはかなり無理がありますしそれを求めることも常識的とは言えません。
男女複数名で飲み会をすることも浮気とは言えないでしょう。
会社の忘年会などは問題ありません。
会社の忘年会、送別会、歓迎会。
仕事の打ち合わせのための昼食。
これらは良好な人間関係にはある程度は必要です。
出会いを求めるような男女に混じって行うプライベートな飲み会に参加するのはモラル的にNGでしょう。
パートナーが男女複数名で飲み会をすることを快く思わない人は多いです。
そして「快く思わない」という相手の感情を否定すべきではありません。
パートナーが異性の混じった飲み会に頻繁に参加することに対して、
「嫉妬」であったり「不安」であったり「寂しさ」を覚えるのは変なことではありません。
それはごく普通の感情です。
「浮気してないから、異性と飲むくらい普通」と思うことは間違っていないかもしれませんが、万人が受け入れられる感覚ではないのです。
異性と二人きりで会うことは、
浮気と確定はしないけれど自粛しないといけない行動と言えるでしょう。
異性と二人きりで会うのは何もプライベートだけではありません。
仕事上、仕方ない場合もあるでしょう。
しかしながら「仕方ない」と終わらせずにそのような状況を自ら積極的に避けるという姿勢が必要です。
パートナーがいるのに他の異性と二人きりで会うことをする人は常識人とは言い難いです。
社会のモラルとしては、
異性とデートをする関係性あたりから浮気と捉えられるのではないでしょうか。
たとえそこに肉体関係がなかったとしても、
パートナーがいるのに他の異性とデートをすることは浮気と感じる人は多いでしょう。
裁判などになれば、不倫と認められるかは微妙ですが、世間体としては浮気と認知されることが多いでしょう。
浮気の基準は人それぞれで、
パートナーで意見が食い違うとついつい
「自分が常識からズレているのか?」と不安になるものです。
しかしながら、
・仕事上など公的な場合を除いて、男女混合の集まりは避ける。
・たとえ仕事上であっても異性と二人きりで時間を過ごす機会は作らない。
といったことが恋愛における一般的なマナーなのではないでしょうか?