摂食嚥下

バンゲード法とは?~口腔機能訓練のマッサージ方法と目的~

投稿日:2019-05-13 更新日: 2019-05-13


 
 

「バンゲード法」とは?

「バンゲード法」とは、口腔のマッサージ方法の手技の1つです。

食べることや飲み込むことの障害である「摂食嚥下障害」のリハビリ場面においてしばしば行われる手技の1つです。

特別な道具を使わずにできるため、ベッドサイドなどでも行うことができる実施しやすい手技でもあります。

 
 
 

「バンゲード法」の意義

摂食嚥下障害においてしばしば挙がるのが、唇と閉じるのが難しいという口唇閉鎖不全です。

バンゲード法は主に口唇閉鎖機能の改善を目的とした口腔マッサージです。

バンゲード法は唇の周りである口輪筋を中心に行います。

 
 
 

「バンゲード法」のやり方

つまんでマッサージ

唇と右・中央・左と3か所において、程よい力で厚くつまむようにマッサージをします。

これを上下の口唇で行います。

 
 

内側からのマッサージ

人差し指を唇の裏側へ。親指を唇の外側へ。
こうして唇をはさむようにします。

この状態で優しく引き伸ばすようにしてマッサージします。

こちらもバランスよく数か所に分けて行います。

 
 

唇を押し上げる・押し下げる

上唇に沿うように人差し指をくっつけ、押し上げます。その後、押し下げるマッサージも行います。

下唇も同様です。

 
 
 

まとめ

バンゲード法は口唇閉鎖を促すための口腔マッサージの1つです。

唇周辺を左右と中央のおよそ3か所にわけて厚くつまむようにマッサージするのが特徴です。

また、口唇を他動的に押し上げ・押し下げるようなマッサージも行います。

これらによって唇と閉じることの機能を促します。

そのため、可能であれば顎が閉じた状態で行いましょう。

たまに長時間やるよりは、
バンゲード法は短時間(5~10分くらい)でこまめに(例えば毎日)行うほうがよいでしょう。

摂食嚥下訓練としては、食前などに行うとより効果的ですね。

他者の唇や口腔内に直接触れる手技ですので、必要に応じてゴム手袋などを着用して衛生管理に注意して行います。

 
 
 

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