リハ職という仕事
PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)。
これらはリハビリの国家資格でいわゆる「手に職」の仕事です。
リハ職がどんな仕事かと言われれば、「人並みに大変で人並みな生活ができる仕事」だと思います。
このページでは、リハ職という仕事について考えます。
解説
リハ職という仕事
リハ職は国家資格です。
一度免許を取得できれば、犯罪でも犯さない限りずっとその仕事に就くことができます。
要するに食いっぱぐれることはなく、転職しても同じ仕事ができます。
医療という社会に欠かせない業界で、専門知識を活かしながら、患者さんに「リハビリの先生」と言われながら働く。悪くない仕事だと思います。
人並みの大変さ
けれど、リハ職は大変な仕事でもあると思います。
高給取りとは言い難いし、医療業界は人間関係のトラブルも(大きいものから日々の小さいものまで)あるでしょう。
患者さんもいろいろですから、その対応に心を擦り減らすこともあります。
責任だってあるでしょう。
日々の業務は多忙で、専門的な仕事であるはずのリハビリもいつしかルーティンに則った単調な仕事に感じられるときもあります。
知的好奇心がくすぐられる専門知識を活かした症例はごくわずか。場合によってはリハビリの効果を感じられず無力感を募らせることもあるでしょう。
年数が経ってリハビリの仕事が嫌になる人も一定数います。
結局のところ、リハ職も華やかで誰もが活き活きできる業務ばかりではなく、普通に社会人としての苦労や理不尽、しんどさを感じることは当たり前のようにあります。
人並みな生活
大変なことも多いリハ職ですが、社会全体で見ればどんな仕事も大変なことはあって、リハ職はその大変さはそこまで逸脱していないように感じます。
リハ職も大変さはありますが、他の仕事と比べて特別に大変かと言えばそうでもない。
良くも悪くも普通に大変。
ある程度自衛すれば、ものすごく大変なことにはなりません。
資格のある仕事ですから、その職場が(パワハラなどで)あまりにも大変なら転職すればいいからです。
しんどくても逃げ道はある仕事なのです。
給与も高くはないですが、特別低いわけでもない。
夫婦がフルタイムの共働き家庭を築けば、それなりに普通の生活はできるでしょう。
要するに、リハ職は平均的な苦労をしながら普通の生活ができる仕事なのではないかなぁと思います。
そして不景気な昨今、「普通の暮らし」って意外と難しいと感じます。
そういう意味では、リハ職は華やかではないですが手堅い仕事だと思います。

