算数の対象年齢考察

5まで数えることができるのはいつから?何歳から?|子供の数概念の発達

公開日:2020年10月25日


 
 

5まで数えることができるのは何歳から?

子供が1~5までの数を数えることができるのは何歳頃からなのでしょう?

例えばお菓子が複数あって、
「3個ちょうだい」
「5個ちょうだい」
などと大人が言うと、その個数を取ることができる。

個人差はありますが、
5までの数を数えることができるのは4歳頃です。

 
 
 

子供の5までの数概念の発達

子供の発達を見る検査に、
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
というものがあります。

子供の発達を簡易的ではありますが全体的に見ることができる、専門機関でもよく使われている検査です。

上記によると、

5までの数の概念が4歳~4歳4か月相当の発達であることがわかります。

 
 
 

5までの数概念についての解説

子供の発達には順序や段階があります。
数概念についても急に5までの数がわかるのではなく、その過程には段階があります。

数概念の最初の入り口は、「多い・少ない」といった多少の概念の理解になります。

具体的に何個かは置いておいて、目の前の物のうちどちらが「多い」のか「少ない」のかがわかる段階です。

その後に押さえておきたいのが「分配」になります。

例えば3人の人がいて、お菓子が3個あるとします。
このお菓子を配る場合、お菓子を1人1個ずつ配ることになります。

この一対一の対応が数を数える上では必要になります。

多少の概念や分配の概念が可能になってくると、次の段階として1~3個の物を数えることができ始めます。

こうして数えるという行為が始まり、次の段階として「5まで数える」に至ります。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。

実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。

5までの数を数えることができるようになるのは4歳頃で、この頃になると「1,2,3・・・」と数字を言っていくだけなら20くらいまで言える子もでてきます。

しかしながら、

数字を順番に言っていくだけのことと、数を実際に数えることは似ているようで異なります。

お子さんの中には「1,2,3・・・」と数字を順番に言うことができても、個数を数えるとなると数が合っていないことがあります。

これは数を言うだけの「数唱」の能力と、実際に「個数を数える能力」に差があるためです。

数唱能力と数を数える能力に差があるのは数概念が身につく途中の子供達にはよくあることです。

子供が数字を順に言えても「数を数えることができる」と早合点せず、数えることまで理解ができているか見てあげると有意義でしょう。

 
 
 

参考資料

-算数の対象年齢考察