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子供と気軽に家でできる運動遊び
発達心理学の文献を踏まえ、
できるだけ簡単で、
特別な道具を使わず、
すぐにできて、
それでいて
子供の発達を促すような遊びを考えます。
5歳児と家でできる運動遊び
はずむボールのキャッチ
家の中ではそこまで勢いよくはできないですが。
広めのリビング、あるいは庭でこじんまり行います。
ボールのバウンドを予想してキャッチするのは、5歳前後の子にはよい刺激です。
大きめの柔らかく軽いボールを、少し弾ませてキャッチします。
距離を少し取って、向かい合って座ってやってもいいでしょう。
少しだけゴム跳び
家が戸建てだったり、マンションでも1階であれば少し跳ぶ遊びもできるかもしれません。あるいは庭などで。
ゴム跳びとはゴムひもを張って、それを跳び越える遊びですね。
本来は広い場所で行うものですが、
少しの高さと長さなら室内でもできるかもしれません。
5歳頃なら5cm程度の高さでも十分練習になります。
連続片足ケンケン
片足ケンケンは3~4歳でもよい練習です。
そして5歳頃にはさらに発展したものを行うといいでしょう。
具体的には片足ケンケンを連続何回できるか目標を持って行います。
5回連続の片足ケンケン程度であれば、
家の廊下でもできるのではないでしょうか。
ボールをドリブル
これは家の中ではやや厳しいかもしれませんが。
家の庭などで行えるといいですね。
5歳頃はボールのドリブルができはじめる時期です。
ボールをつく動作ですね。
とはいっても5歳頃はまだそこまで続けることができません。
3~5回程度できれば十分です。
そのため室内でも、軽い柔らかいボールで広いリビングでなら可能かもしれませんね。
ボールキャッチ
これも家の広さによりますが。
投げたボールをキャッチできるのも5~6歳頃です。
柔らかくて掴みやすい大きさのボールであれば、片手キャッチを目指しましょう。
室内で行う場合は、距離をとってから向かい合って座り、ボールをキャッチし合ってもいいかもしれません。
縄跳び
これは室内では難しいので、庭などで。
5~6歳は縄跳びができはじめる時期です。
あや跳びや二重跳びなど巧みな跳び方ではなく、普通の跳び方で大丈夫です。
目を閉じた片足立ち
こちらはある程度スペースがあれば室内でもできるでしょう。
目を閉じた状態で数秒片足立ちをします。
目が見えない状態だと、よりバランス感覚が必要になります。
目安としては10秒前後を目標に。
倒れないよう大人が見てあげたり、周囲に物がないようにして行いましょう。
おわりに
5歳頃になってくるとずいぶんと運動発達も進み活動もアクティブですね。
運動するのであればそれなりの環境設定も必要になってきます。
庭などのスペースを確保したり、
室内であれば音楽に合わせて踊ったり。
外出せずに運動する場合はそれなりな工夫が必要かと。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧