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5歳でサ行(さしすせそ)が言えないのは発達が遅いのか?
子供の成長は他の子と比べてどうこうというわけではありませんが、それでも子供の成長1つ1つが気になってしまうのも親心ですよね。
5歳でサ行(さしすせそ)が言えないのは発達が遅いのでしょうか?
例えば「さかな」が「ちゃかな」や「たかな」になるなど、「さしすせそ」の音が出ていない。
子供の発音の発達は個人差があるので一概には言えませんが、
5歳0カ月時点でサ行(さしすせそ)の音が出ていないのはものすごく発達が遅いわけではありませんが、念のために専門家に一度見てもらったほうがいいかもしれません。
以下、理由をもう少し詳しく。
サ行(さしすせそ)が言えるのは何歳から?
そもそもサ行(さしすせそ)が言えるのは何歳頃からなのでしょう?
上記で詳しく触れましたが、
サ行(さしすせそ)が言えるのは4歳半頃です。
5歳で「さしすせそ」が言えないときはどうしたら?
このように、サ行の音が出るのは一般的には4歳半頃です。
では、5歳になってもサ行が言えない場合はどうしましょう?
5歳0カ月時点でサ行の音が出ないということは、平均的には半年ほど発音の経過が遅いことになりますね。
一般に言葉の発達というものは、幼児期においては1年の遅れがグレーゾーンとして挙がってきます。
半年の遅れというものは状況によるというか判断が難しいものです。
遅いともとれるし、まだ個人差というか許容範囲内ともとれるわけです。
しかしながら、
でも触れた通り、
子供の発音が遅れている場合は、年中さんないし年長さんの初期には専門家に一度見てもらい、その後の方針を決めておきたいものです。
発音の練習をするにせよしないにせよ、一旦は医師や言葉の専門家(言語聴覚士)の指示を仰いだほうが無難でしょう。
おわりに
子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。
また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。
子供の発音については保育園やかかりつけ医、あるいは「ことばの教室」など子供の言語発達に特化した専門家に相談すると安心でしょう。
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