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およそ6歳児の手先の器用さ
子供が小さい頃は、お箸を使えるかや鉛筆で上手に書けるかなど手先の発達・成長も親の関心事ですね。
一方で、6歳頃になると日常生活に必要な手先の動きはそれなりにできて、何をもって子供の手先の発達を見るのかわかりにくくなりますね。
個人差はありますが、
6歳頃になると単一の手先の動作というよりは、手順を追った物の操作という観点で成長が見られます。
家電を操作して家事をお手伝いしたり、プラモデルなどを作って遊んだり。
以下、6歳児の上肢機能の発達を見ていきましょう。
6歳児の上肢機能の発達
地図に興味が出る
地図を完全に理解できなくてもOKです。
地図という物に興味を持ち、その概念をある程度理解できればOK。
地図と類似して、地球儀なども理解できはじめるのがこの時期です。
日本地図パズルもこの時期から良い刺激になるでしょう。
プラモデルを作ることができる
簡単な物でOKです。
要するに、ばらばらのパーツを見て、自分で説明書を読みながら手順通りに組み立てて完成することができるかどうか。
折り鶴が折れる
経験がものをいうので、あくまで練習した上での話です。
6~7歳頃になると、折り鶴のような複雑な折り紙もできはじめます。
こういった少し難しい作製に興味が出始めるということでもあります。
のこぎりで木を切ることができる
あくまで簡単なサイズでの話です。
とは言うものの、危険も伴うのでお子さんなら目を離さないようにしましょう。
木工工作ができはじめるのもこの頃からです。
絵具を使う
絵具で絵を描くことが手慣れてくるのもこの頃からです。
家電の簡単な操作
DVDプレーヤーや炊飯器、洗濯機。
教えられて練習して、簡単な家電の操作が一人でもできるようになるのはこの頃から。
まあ、本人の慣れや生活習慣、家庭環境によるでしょうが。
おわりに
子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。
また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。
子供の成長が気になったら、一人で悩まず相談する一歩を踏み出してみましょう。
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