【目次】 [close]
はじめに
7歳頃は小学校1年生に相当する時期です。
保育園や幼稚園と異なり、小学校は身の回りのことを自分でできることを前提に、学習が始まります。
そのため身の回りのことが自分でできない・不十分の度合いが大きすぎると、補助の先生や特別支援クラスといった選択肢を検討する可能性も出てきます。
7歳頃の生活習慣の発達を見ていきます。
7歳児の生活面の発達
ほうきを使う
家ではなかなか使う機会がないですが、学校では掃除の時間によく使うほうき。
一人でごみを上手に集めるだけでなく、
一人がほうき、もう一人がちりとりを持つといった「協力」ができることも含みます。
洋服をたたむ
環境や個人差ががあるので一概には言えませんが、
脱いだ洋服を自分からたたんでおけるのも7歳頃の生活習慣の1つです。
寝る前のトイレと歯磨きの習慣化
親が言わなくても、寝る前に自分から歯磨きをしたりトイレを済ませたりできるのもこの時期です。
ただし仕上げ磨きは親がしてもいい時期です。
あくまで「寝る前のトイレ」や「歯磨き」を「自分から」取り組めるかがポイントです。
自分で頭を洗う
お風呂で、およそ自分で頭を洗えるのも7歳頃です。
「自分で過不足なく洗える」の定義はなかなか難しいですが。
時間を気にすることができる
終わりの時間や約束の時間が決まっていたら、その時間になってないか気にしながら活動できます。
性格や状況によっても異なるので、いつでも完璧にというわけではなく、だいたいの話になります。
おわりに
7歳というのは小学校が始まったばっかり、1年生の時期ですね。
1年生では意外と勉強ができる・できないにフォーカスが当たることは少なく、
小学校での集団生活を行えるかどうか、身の回りのことが自立しているかどうかが見られることが多いです。
実際クラスの中で先生から「気になる子」として見られるのは、
テストの点が良くない子よりも、
授業中に座っていられないとか
身の回りのことができないとか
友達とうまく関われない
といった子のほうが多いです。
そういった勉強以外のところも含めての、学校生活だということでしょう。