挨拶をできるのは何歳から?
子供が挨拶をできるようになるのは何歳頃からでしょう?
「おはよう」や「ありがとう」など、簡単な挨拶を場の状況に合わせてある程度言うことができる。
個人差はありますが、
挨拶をできるようになるのは3~4歳頃からです。
挨拶と子供の発達の解説
子供の発達を見る検査に、
ポーテージ早期教育プログラム
というものがあります。
子供の発達の目標を年齢別・段階別に見ることができる評価・訓練方法の1つです。
上記によると、
促されなくてもだいたい挨拶ができるのは3~4歳頃と考えられています。
もちろん挨拶などの生活習慣に基づく言葉は個人差が大きいものの1つです。
3~4歳までに絶対挨拶ができないといけないわけではありません。
少しずつ挨拶の習慣を教える場合の、時期の目安といったところでしょう。
挨拶の練習・教え方
挨拶の言葉はただ言うだけでなく、心がこもっていることも大切です。
それは相手に対してもそうですし、その子自身に関しても大切なことです。
つまり、
なぜ挨拶をするのか。
挨拶をすると相手はどんな気持ちになるのか。
そのとき、挨拶をした自分自身はどんな気持ちになるのか。
そういった心の動きも一緒に子供と話せる機会を大切にします。
ただ挨拶をしなさいという、理由も説明せずのただやりなさいではなく、その文脈や背景も丁寧に教えてあげます。
そういった細かな心の動きを話す機会は、意外と家庭でも保育園でも少ないものです。けれど大切なことです。
おわりに
子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。
実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。
その子の性格によっては、恥ずかしがってなかなか挨拶をしない・できないこともあります。
そういうときは挨拶をしないといけないと追い詰めたり身構えさせるのではなく、段階を踏みながら挨拶を自然にできる習慣を作ってあげましょう。
例えば頭を下げたり手を振るなど、その子にできることからはじめるのも方法の1つです。
そうやって相手とコミュニケーションをとる習慣を作っていきます。