公的機関の医療情報を参考に、子供の病気や怪我について家庭でできることや対応方法をまとめます。
アナフィラキシーショックの判断基準
以下のような場合は
すぐに病院に連れて行ったり電話相談をしたりして専門家の判断を仰ぎましょう。
- 皮膚のかゆみ、蕁麻疹、皮膚の発赤
- 口の中のかゆみや違和感、嘔吐、腹痛、下痢
- 咳や呼吸困難
- 皮膚蒼白、冷や汗
- 手足の冷え、頻脈、低血圧、不整脈、ショック
- 不安、眠気、意識障害
- 眼球充血、流涙
症状の見方やポイント
アトピーなどの症状とアナフィラキシーは一見すると判別が難しいですが、
体の一部に出現するのが蕁麻疹やアトピー、
全身にわたるアレルギー反応がアナフィラキシーとされます。
アナフィラキシーは生命の危機に関わるケースもありますので、迅速な対応が必要となります。
アナフィラキシーは食物摂取や、蜂・毒蛇・クラゲなどに刺された場合に起こる可能性があります。
アナフィラキシーは後の症状悪化に気を付けて、最初が軽症であっても受診しましょう。
アナフィラキシーの原因
蜂に刺されることでの発症が印象的なアナフィラキシーですが、
アナフィラキシーの国内の発生件数としては食物によるものが圧倒的に多いようです。
小児では卵や牛乳、成人では小麦や甲殻類、果物が有名での発症が多いようです。。
しかしながら、アナフィラキシーにより死亡に至ったケースを見てみると、
死亡原因としては医薬品が多いという実態もあります。
おわりに
アナフィラキシーは冒頭のような症状が急激に出現します。
アナフィラキシーは軽症でも危険ですので速やかに診察を受けましょう。
補足記事
参考資料
『もしものときの救急車の利用法』(政府広報オンライン)2020年7月9日検索
『子供の救急対応マニュアル』(医療ネットみえ)2020年7月9日検索
『子供の急病対応』(広域災害救急医療情報システム)2020年7月9日検索
『アナフィラキシー』(日本アレルギー学会)2020年7月16日検索