Barthel Index(バーセルインデックス)とは日常生活動作(ADL)を評価する方法の1つです。
1. Barthel Indexとは?
2. Barthel IndexはADLの何を評価するのか?
2-1. 「できるADL」と「しているADL」
2-2. Barthel IndexにおけるADLの評価
3. Barthel Indexの内容
3-1. Barthel Indexの配点
3-2. Barthel Indexの評価項目と特徴
4. まとめ
5. その他の記事
Barthel Indexとは?
Barthel Index(バーセルインデックス)とは日常生活動作(ADL)を評価する方法の1つです。
人によっては「バーサルインデックス」と言ったりもします。
バーセルインデックスは「使うなら~歳の人まで」とかっちりした決まりはありませんが、基本は大人を想定した項目となっています。
バーセルインデックスは日常生活動作(ADL)を評価します。
つまりその人の日常生活に必要な動作の評価を数値化するわけです。
バーセルインデックスは簡便にその人の「できるADL」を評価します。
バーセルインデックスは比較的短時間で簡便に実施できるADL評価です。
Barthel IndexはADLの何を評価するのか?
「できるADL」と「しているADL」
リハビリ現場では「できるADL」と「しているADL」という表現をよく使います。
「できるADL」とは文字通り、その人ができるADLで、日常生活で必ずしもやっていなくても該当します。
「しているADL」とは文字通り、その人がしているADLで、日常生活で実際にやれているか。
例えば食事。手に麻痺があって動作は遅いが自分で食べれないことはない。けれど時間がかかるので日常の食事はいつも介助してもらっている。
この場合、この人の食事動作は「できるADL」かもしれませんが「しているADL」ではないわけです。
Barthel IndexにおけるADLの評価
バーセルインデックスは「できるADL」を評価します。
ちなみに「しているADL」の評価にはFIM(フィム)などがよく使われます。
Barthel Indexの内容
Barthel Indexの配点
バーセルインデックスは10個の項目があります。
それぞれに配点があり全部で100点満点です。
採点基準に従い採点していきます。
何点じゃないといけないというわけではないですし、100点だからその人ADLがまったく問題ないかと言えばそうでもありません。
あくまでその人のADLを客観的に数値化したものです。
ただし、0点、5点、10点、15点のように実際の点数は5点区切り。
また項目によって配点も異なります。
例えば「整容」項目は5点満点ですが「歩行」は15点満点です。
Barthel Indexの評価項目と特徴
バーセルインデックスの項目は以下の通り。
・食事
・車椅子からのベッド移動
・整容
・トイレ動作
・入浴
・歩行
・階段昇降
・着替え
・排便コントロール
・排尿コントロール
バーセルインデックスは
・歩行などの移動項目の配点が高い。
・排便と排尿が別々の項目になっている。
・採点が短時間でできる。
あたりが特徴でしょうか。
まとめ
バーセルインデックスはその人の「できるADL」を数値化します。
比較的短時間で実施でき、採点も簡単です。
そのためとっつきやすいADL評価です。
ただしそのシンプルさゆえに、バーセルインデックスだけではADLの評価が不十分なときもあります。
そのためより詳細なADL評価であるFIMなどの併用や使いわけが必要です。
バーセルインデックスは高齢者を想定した項目が多いため、小児の重症心身障害や発達障害などお子さんのADL評価を行う場合はミスマッチな項目もあったりします。


