ベルズ(Bellz!)とは?
ベルズ(Bellz!)とは、器の中で自分の色の鈴(ベル)だけを磁石でうまく拾っていくゲームです。
原理としては磁石でくっつく魚釣りゲームと同じですが、それよりも競技性があります。
きらびやかな鈴を磁石で取るおもしろさと、シンプルなルールで子供と大人が一緒にわいわい楽しめるゲームと言えます。
解説
対戦人数・所要時間・対象年齢
- 対戦人数:2~4人
- 所要時間:15分前後
- 対象年齢:6歳以上
大人から子供までわいわい手軽に遊べるのがベルズの魅力です。
2~4人のいずれの人数でも同じ内容・公平なルールでプレイできます。
ルールと内容
- じゃんけんなどで順番を決める
- スティックの太い側と細い側どちらを使うか決める(1回の番で使うことができるのはどちらか一方だけ)
- 自分の色のベルを磁石でくっつけて取る
- できるだけベルをくっつけ、これ以上無理と思ったら交代。くっつけたベルは外して手元に置いておく
- もし他の人のベルがくっついたら、それまでの自分のベルも場に戻して交代
- これを繰り返し、自分の色のベルを全て取った人が勝ち
ベルズのルールは非常にシンプルで直感的です。
将棋やオセロのような戦略もあまり必要ないため、比較的低年齢の子供とも大人が対等に遊びやすいです。
ベルズは子供も楽しく大人も退屈しないゲームと言えます。
ベルズの遊戯性・競技性
ベルズのスティックは両端で太さが異なるため、磁力も異なります。
太い方は磁力が強いのでたくさんベルを取れますが、そのぶん他のベルも巻き込んでしまうリスクがあります。
細い方は細かな扱いができますが、そのぶん磁力が弱くたくさんのベルはくっつきません。
スティックのどちら側を使うかはベルズの戦略性の1つでしょう。
また、ベル大きさも大小様々です。
大きいベルを取ろうとして小さいベルが勝手にくっついてしまうというのはよくある展開です。
こういったベルの性質上、序盤はベルが密集して取りにくいですが、少なくなるにつれて一気にベルを取りやすくなります。
このためベルズは一発逆転もありうる最後まで決着がわからないゲームです。
これはハラハラドキドキ、最後まで盛り上がることにつながるでしょう。
一方で、ベルズはその性質上ルールに曖昧な点があり、それがトラブルにつながることもあります。
みんなで仲良く楽しくゲームを遊ぶためには、こういったルールの穴を事前に確認しておく方が無難です。
以下、ベルズのルールの曖昧な点に触れていきます。
ルールの解釈(公平に遊ぶために)