非認知能力のレクリエーション

ビー玉カーリング(レクリエーション)とは?|やり方・工夫

公開日:2023年7月21日


 
 

ビー玉カーリングとは?

 ビー玉カーリングとは、逆さまにした紙コップの中にビー玉を入れ、カーリングのように滑らせて遊ぶレクリエーションです。

 材料が少なく、工作の工程がほぼないので気軽にできる遊びの1つです。
 子供や高齢者のレクリエーションとして重宝します。

 
 
 

解説

やり方・ルール

  • 人数分の紙コップとビー玉を準備します。
  • ビー玉を逆さまにした紙コップで覆います。
    こうすることで、テーブルの上で紙コップを滑るように動かすことができます。
  • テーブルで任意の場所をゴールとし、そこへ向けてビー玉入り紙コップを滑らせます。
  • ゴールに一番近いところで止まった紙コップが勝ちです。
  • ゴールを通り過ぎてテーブルから紙コップが落ちてしまったら負けです。

 大きい紙があれば、それに円を書いて中心部ほど得点が高いように数字を書きます。
 こうすることで実際のカーリングのような遊びもできるでしょう。

 
 

コツ・ポイント

 紙コップは軽いので、力を入れすぎると紙コップが外れてビー玉だけが転がることとなります。

 ゴール(あるいは高得点の場所)に上手に止めるには、絶妙な力加減が必要です。

 ビー玉カーリングは活発な小さい子が行う場合、力が入り過ぎてビー玉がテーブルから何度も落ちる展開になりがちです。
 衝動的な子に関しては、この「テーブルから物(ビー玉)が落ちる」こと自体が遊びになってしまう可能性があります。

 このため、その子に合わせた場面設定が重要です。

 具体的には、力加減が難しい子についてはゴールまでの距離を短くしたり、テーブルではなく床で行うなどです。

 ビー玉カーリングはゴールまで距離を概算して紙コップを滑らせる「力加減」を経験する遊びです。

 このような遊びを行うには、ある程度の自制心や落ち着きが必要です。
 衝動性に任せてはゲームの本質と逸れてしまいます。

 レクリエーションはその意図を大人が理解し、その子に合わせた場面・難易度設定も重要です。

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