ビー玉カーリングとは?
ビー玉カーリングとは、逆さまにした紙コップの中にビー玉を入れ、カーリングのように滑らせて遊ぶレクリエーションです。
材料が少なく、工作の工程がほぼないので気軽にできる遊びの1つです。
子供や高齢者のレクリエーションとして重宝します。
解説
やり方・ルール
- 人数分の紙コップとビー玉を準備します。
- ビー玉を逆さまにした紙コップで覆います。
こうすることで、テーブルの上で紙コップを滑るように動かすことができます。 - テーブルで任意の場所をゴールとし、そこへ向けてビー玉入り紙コップを滑らせます。
- ゴールに一番近いところで止まった紙コップが勝ちです。
- ゴールを通り過ぎてテーブルから紙コップが落ちてしまったら負けです。
大きい紙があれば、それに円を書いて中心部ほど得点が高いように数字を書きます。
こうすることで実際のカーリングのような遊びもできるでしょう。
コツ・ポイント
紙コップは軽いので、力を入れすぎると紙コップが外れてビー玉だけが転がることとなります。
ゴール(あるいは高得点の場所)に上手に止めるには、絶妙な力加減が必要です。
ビー玉カーリングは活発な小さい子が行う場合、力が入り過ぎてビー玉がテーブルから何度も落ちる展開になりがちです。
衝動的な子に関しては、この「テーブルから物(ビー玉)が落ちる」こと自体が遊びになってしまう可能性があります。
このため、その子に合わせた場面設定が重要です。
具体的には、力加減が難しい子についてはゴールまでの距離を短くしたり、テーブルではなく床で行うなどです。
ビー玉カーリングはゴールまで距離を概算して紙コップを滑らせる「力加減」を経験する遊びです。
このような遊びを行うには、ある程度の自制心や落ち着きが必要です。
衝動性に任せてはゲームの本質と逸れてしまいます。
レクリエーションはその意図を大人が理解し、その子に合わせた場面・難易度設定も重要です。