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ブロックスの戦略とコツ

ブロックスの展開・局面ごとの考え方は前のページで述べましたが、以下に全体を通しての具体的なコツを挙げていきます。
解説
大きいピースから処理する
言わずもがなですが、ブロックスはできるだけ大きいピースから処理していきます。
特に5マス分のピースは終盤になればなるほど置きにくくなるので、計画的に処理していきます。
中央へ自分の届く範囲を広げる
前ページの展開の仕方で触れた通りです。
序盤は特に中央へ向かい、自分のピースが置ける範囲、届く範囲を広げておきます。
妨害は不毛である
ブロックスは相手を妨害するよりも自分のピースが届く範囲を広げることに注力したほうが結果として良い勝負になります。
相手の進行を防ぐことだけに労力を使いすぎるのは不毛になることが多いです。
これにはいくつか理由があり、1つは自分以外のプレーヤー3人のあらゆる方向からの侵入を防ぐには、ピースの種類も手数も不足します。
また、そうやってピースを乱用したりスペースを無駄にすると、結果として自分のピースが置きにくくなってしまいます。
相手を妨害する暇があったら、自分の進行を行うほうが無難です。
W・X・Y・Zのピースの使いどころ
5マスのピースの内、W・X・Y・Zの形のピースは比較的序盤に使えます。
ブロックスは自分のピースの辺同士がくっついてはいけないので、例えばⅠ型のピースは意外と次に置く場所が限られます。
またブロックスは序盤にできるだけ早く中央に近づいたほうがその後におけるスペースを確保しやすいです。
つまり、比較的リーチが長く、かつ角が多い大きいピースを序盤に使ったほうがいいです。
このためW・X・Y・Z型のようなピースは序盤に重宝します。
(便宜的にアルファベットの最後の4つを挙げ、覚えやすくもしています)
I・L・Tの使いどころ
I・L・Tはリーチは長いですが真っすぐな辺も多く、使い方を間違えると以降の手を広げにくいです。
流れとしては先述のW・X・Y・Zでリーチを広げたその直後、まだスペースに余裕があるうちに消化したいところです。
いつでも置けるスペースは後回し
ゲームが進むともう自分しか置けないスペースというものがでてきます。
これらは後回しにし、取り合いになるスペースを先に押さえましょう。
ブロックスの種類
参考資料
『ブロックス』(マテル)2022年11月3日閲覧