ブロックスは何歳から?
ブロックスの対象年齢は7歳以上となっています。
実際にプレイした感覚からも個人的にこの年齢設定は妥当と考えます。
おおむね小学校1年生くらいからなら、ブロックスのルールを理解しプレイすることができるでしょう。
ただしより戦略的に大人といい勝負をするためには、小学校低学年では心許ないかもしれません。
解説
ブロックスとは?
ブロックスとは、UNOなどで有名なアメリカの玩具メーカー「マテル」が販売しているボードゲームの1つです。
「自分のピースは互いが角だけ接していないといけない」というルールの下、テトリスのようなピースをボードに置いていきます。
自分の持っているピースをできるだけたくさん置いた人が勝ちです。
ブロックスは2~4人で遊べるボードゲームであり、ジャンルとしてはパズルゲーム・陣取りゲームに該当します。
ブロックスの対象年齢
ブロックスの外箱および取り扱い説明書では対象年齢が7歳以上と記載されており、おおむね小学生程度の理解力を要するパズルゲームであることがわかります。
ブロックスはルールはシンプルですがその見た目からピースを敷き詰める「テトリス」と混同しやすいかと思います。
このため最初の内は辺が接してはいけないというブロックス独特のルールが体感として馴染みにくいかもしれません。
しかし慣れることにそう時間はかからないでしょう。
ブロックスのルールを理解しプレイすること自体は難しくありません。
しかしゲームに勝つためには自分や相手のピースを踏まえた計画性、ピースの様々な配置を考える発想が必要です。
このため7歳前後の子と大人では力量に差が生じるでしょう。
ブロックスは家族や親子、大人と子供が一緒に楽しめるゲームですが、小学校低学年ぐらいの子と大人が「対等に」戦えるゲームではないかもしれません。
これはブロックスが基本的に運の要素がなくプレイヤーの力量で勝負が決まる俗に言う「アブストラクトゲーム」というジャンルだからです。
アブストラクトゲームは競技性があって大人でも夢中になれるのが魅力ですが、子供と大人など力量に差があると一方が退屈してしまうのがデメリットです。
しかしながら、ブロックスはアブストラクトゲームの中でも大人と子供両方が退屈しにくい優れたゲームだと思います。
これはなぜかというと、ブロックスはたくさんピースを置いたほうが勝ちという対戦ゲームであると同時に、自分のピースを全部置くにはどうピースを配置したらいいかという自分との戦いでもあるからです。
このため、ブロックスは幼い子供(7歳くらい)とやると大人が勝ちやすいかもしれませんが、大人も退屈はしないゲームだと思います。
また、大人対子供であっても子供が小学校高学年くらいになればずいぶんといい勝負ができるかもしれません。
総合的に見れば、幅広い年齢で盛り上がれる家族向けのゲームと言えます。
参考資料
『ブロックス』(マテル)2022年11月3日閲覧