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ブロックス トライゴン|レビューと解説(家族で遊べるボードゲーム)

公開日:2022年12月4日


 
 

ブロックス トライゴン

 「ブロックス トライゴン」とはボードゲーム「ブロックス」のシリーズの1つです。

 ベーシック版と形状が異なり、(ルールのシンプルさはそのままですが)難易度と戦略性が高まったブロックスの発展版と言えます。

 個人的にはブロックスを初めて買うならベーシック版がおすすめですが、3人家族など基本のプレイ人数が3人の場合はトライゴンのほうがおすすめです。

 
 
 

解説

ブロックス トライゴンとは?

 2000年に誕生した海外製のボードゲーム「ブロックス」。
 現在日本ではUNOなどで有名なアメリカの玩具メーカー「マテル」を通して販売されています。

  • できるだけたくさん自分のピースを置いた人が勝ち
  • 自分のピースは角が接してないといけないが、辺は接してはいけない

 ルールはシンプルでありながら戦略は奥深く、子供から大人まで楽しめるボードゲームの1つです。

 そのようなブロックスにおいて、より戦略性が増した発展モデルが「ブロックス トライゴン」です。

 ベーシック版と形状が異なるだけでなく、遊び方のバリエーションも増えているのがトライゴンの特徴と言えます。

 
 

ベーシック版とトライゴンの違い



 ベーシック版は正方形を連ねたピースと、同じく正方形のボードでゲームを行います。

 これに対してトライゴンは正三角形を連ねたピースと正六角形のボードを使用します。

 1手目のピースはベーシック版は四隅からスタートですが、トライゴンは三角マークの付いたスタートポイントから始めます。

 トライゴンはボードが六角形という形状から、ベーシック版より3人プレイが公平にやりやすくなっています。

 ベーシック版はボードが正方形なので、3人プレイを行うと(できないことはないですが)2人に挟まれたプレイヤーが不利になってしまいます。

 一方で、トライゴンは六角形のボードなので均等に間隔を空けた状態で3人プレイができます。

 また、トライゴンは三角形を連ねたピースを使用するため、接していい角が隅だけか内側の角もいいかでゲームの難易度を調整できます。

 このようにベーシック版よりプレイ人数とルールのバリエーションが豊富なのがトライゴンの特徴でありメリットと言えます。

 
 

ベーシック版とトライゴンどちらがおすすめか?

 以上のようにベーシック版の上位互換ともとれるトライゴン。
 それでいてルール自体は従来通りシンプルなので「初めて買うブロックス」としてもトライゴンは十分ニーズを満たしてくれるでしょう。

 しかしながら、個人的には初めてブロックスを買う場合はベーシック版、それでブロックスにハマったらトライゴンを買うという流れがおすすめです。

 ブロックスは種類が豊富ですが、やはり正方形のピースを使ったベーシック版のスタイルが主流です。
 また、ブロックスに慣れた後にそれより難易度が高いトライゴンがあるという楽しみをとっておけるメリットもあります。

 このため、いきなり発展版のトライゴンに手を出すより、ベーシック版を楽しんだほうが息が長く楽しめると思います。

 ただし、3人家族であるなど基本のプレイ人数が3人の場合はトライゴンから買ったほうがいいかもしれません。

 ベーシック版でも3人プレイはできないことはないですが、先述のように公平にゲームを行うことは難しいです。

 プレイ人数が2人ないし3人が主であれば、トライゴンのほうが便利でしょう。

 
 
 

ブロックスの種類

 
 
 

参考資料

『ブロックス』(マテル)2022年11月3日閲覧

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