子供にカルボナーラは何歳から?
子供にカルボナーラは何歳頃から食べさせていいものなのでしょう?
子供自身の個人差や家庭の方針にもよるのであくまで目安ですが、
子供にカルボナーラを食べさせるなら、2歳以降が無難ではないかと考えられます。
またレシピにもよりますがカルボナーラは生クリームやチーズなど、アレルギーの可能性が考えられる食材が複数使われます。
親がアレルギーを持っているなど、リスクが高い場合はかかりつけ医に相談しながら食べ始めの時期を検討するといいでしょう。
カルボナーラを食べることと子供の発達
カルボナーラの解説
作り方にもよりますが、一般にカルボナーラに使う卵は余熱で温められる程度で、調理過程でしっかり火を通すことはありません。
このためカルボナーラに使われている卵は生卵に近い物と考えるほうが無難と言えます。
またチーズを使うことが多いカルボナーラですが、それに加えて日本では生クリームをも加えることが多いです。
このため乳製品に対するアレルギーの配慮も必要になってきます。
生卵は何歳から?
農林水産省によると食中毒などの観点から2歳以下の子供の生卵の摂取は避けるように注意喚起しています。
このような背景を考えると、加熱が不十分になる可能性があるカルボナーラも2歳以降が無難であることがわかります。
また環境省による小児の身体の発達に関する調査によると、子供が大人とほぼ同じ免疫系に成長するのは早くて7~8歳以降と言われています。
特にアレルギーなどがなければ、無難に対応しても7~8歳頃になればカルボナーラを食べても差し支えないのではないでしょうか。
牛乳は何歳から?
厚生労働省の離乳食のガイドラインによると、牛乳を与えるのは早くても1歳以降が望ましいと考えられています。
先述の卵の摂取時期も考慮すると、やはりカルボナーラは2歳以降の摂取が無難であると考えられます。
参考資料
『小児の脆弱性の要因』(環境省)2018年4月30日検索
『卵による食中毒に注意しましょう!』(農林水産省)2018年5月11日検索
『食卵によるサルモネラ食中毒の現状と対策』(J-STAGE)2018年5月11日検索