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カッテージチーズはいつから食べさせていい?
子供にカッテージチーズはいつ頃から食べさせていいものなのでしょう?
子供にカッテージチーズを食べさせる場合は、生後7~8か月頃からが目安と考えられます。
もちろん子供に食物アレルギーなどがある場合はその限りではありませんので、医師の指示に従いましょう。
また子供の成長には個人差があるので、最終的にはその子の状況を見ながらの判断となります。
解説
カッテージチーズとは?
カッテージチーズとは、脱脂乳から作られたチーズです。
脱脂乳から作られているため脂肪分が比較的少なく、ヘルシーなチーズとして知られています。
カッテージチーズの栄養素
文部科学省の食品成分データベースを参考にすると、
カッテージチーズの栄養素は100gあたり
- カロリー:99kcal
- タンパク質:13.3g
- 脂質:4.5g
- 炭水化物:1.9g
- 食塩相当量:1.0g
となっています。
比較対象として、例えばベビーチーズなどとしてスーパーでよく見かけるプロセスチーズは以下のようになっています。
- カロリー:313kcal
- タンパク質:22.7g
- 脂質:26.0g
- 炭水化物:1.3g
- 食塩相当量:2.8g
その他の種類のチーズと比べても、カロリーが100kcalを切るチーズは珍しいのではないかと思います。
カッテージチーズは塩分や脂肪分が少ないヘルシーなチーズと言えます。
離乳食におけるチーズ
厚生労働省による「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳が進むにつれて塩分・脂肪分の少ないチーズを食材に用いてもよいとされています。
一般に離乳食は、
- 離乳初期(5~6か月)
- 離乳中期(7~8か月)
- 離乳後期(9~11か月)
- 離乳完了期(1歳~1歳6か月)
と大きく4段階に分けられます。
このうち乳製品の摂取が段階的に始まるのが離乳中期であり、生後7~8か月頃に相当します。
カッテージチーズを与える時期
このように、チーズ自体は塩分や脂肪分が少なければ離乳食中期(7~8か月頃)からが候補になっていくでしょう。
またカッテージチーズはポロポロとして木綿豆腐のような組織であり柔らかいチーズと言えます。
このことから咀嚼機能が成長途中である離乳期でも比較的食べやすいチーズと考えられます。
以上より、カッテージチーズは塩分・脂肪分が少なく柔らかい性質から、離乳食中期(7~8か月頃)から与えることも可能なのではないかと考えられます。
離乳中期(7~8か月)とは?
参考資料
『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索
『食品成分データベース』(文部科学省)2022年1月15日検索
『チーズの種類』(meiji)2022年1月15日検索
『チーズの種類』(チーズクラブ 雪印メグミルク)2022年1月23日検索