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コーヒーはいつから?何歳から?|子供にカフェオレを飲ませていい時期

公開日:2018年2月25日


 
 

コーヒーは何歳から?

 コーヒーは何歳から飲ませていいものなのでしょうか?

 子供にコーヒーを飲ませる場合、カフェインなどの影響が気になります。

 個人差はあるでしょうが、
 子供にコーヒーを飲ませるなら4~6歳で70ml程度(1/3カップ強)がひとつの目安と考えられます。

 
 
 

解説

子供にコーヒーを与えてはいけない時期

 前提として、嗜好品であるコーヒーを離乳食の時期に与えることは好ましくないと考えられます。

 子供は生まれてすぐいろんな食べ物を飲み食いできるわけではありません。
 人間は必ず離乳食の時期を経てから大人と同じ食べ物を食べるに至ります。

 厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドによると、個人差はありますが離乳食の時期は一般的には生後5,6カ月~1歳半あるいは後半頃とされています。

 つまり大人と同じような食べ物・飲み物を口にするのは最低でも2歳前後からと考えることができます。

 このように、少なくとも2歳未満の子供にコーヒーを与えることは好ましくないでしょう。

 
 

大人の1日のカフェイン摂取量の目安

 人は1日のどのくらいカフェインを摂取していいのでしょうか?

 子供のカフェイン摂取量を考える前段階として、まずは大人の場合のカフェイン摂取について見ていきます。

 カフェインの身体への影響は個人差が大きく、国際的にはっきりとした摂取量の目安はないのが現状です。
 これは日本も同様です。

 例えばWHO(世界保健機関)では妊婦に対してはコーヒーは1日3~4杯程度までを推奨していますが、通常の成人に対してははっきりとは明記していません。

 そんな中、比較的明確な数値を挙げているのがカナダです。
 カナダでは成人の1日あたりのカフェイン摂取は400mg程度にとどめることを推奨しています。
 これはコーヒー3杯分に相当します。

 
 

子供のカフェインの摂取量

 以上を踏まえ子供のカフェインの摂取量について見ていきます。

 カフェインの摂取量の目安を比較的明確に挙げているカナダのデータを参考に考えます。

 カフェインの推奨摂取量は1日あたり
4~6歳は45mg
7~9歳は62.5mg
10~12歳は85mg
大人は400mg

となっています。

 コーヒー1杯あたりのカフェインの量はコーヒーの種類にもよります。
 一般的にドリップコーヒーよりインスタントコーヒーの方がカフェインは多くなりがちです。
 いずれにせよ、コーヒー100mlあたりのカフェインの量は60mgくらいとなります。

 カップ1杯を200mlと仮定すると、
 コーヒー1杯あたりのカフェインの量は120mgくらいと考えられます。
 
 このように、12歳の子供でもカップ1杯のコーヒーを飲んだらもうカフェインの1日摂取量をオーバーすることがわかります。

 
 

子供が飲んでいいコーヒーの量

 コーヒー100mlあたりのカフェインは約60mgと考えられます。
 つまり10mlあたりのカフェインは6mg程度です。

 カフェインの推奨摂取量は1日あたり4~6歳で45mg、7~9歳は62.5mgです。

 6×7=42ですから、

 コーヒー70mlほどで4~6歳児の場合は1日のカフェイン摂取量に達する勢いであることが予想できます。
 同様の計算で、7~9歳であれば100ml程度と考えられます。

 
 

情報ソースが乏しいサイトに関する補足

 コーヒーを何歳からどのくらい飲ませていいのかの検証は、ネット上で多くのサイトが取り扱っています。
 しかしながら、ソースとなる情報が示されていない、あるいはリンクがないサイトも少なくありません

12~15歳以上で大人なみに体重が50kgを超えていたら、大人と同じようにコーヒーを飲んでもかまいません。
UCCより引用

 コーヒーの対象年齢としてネット上では、上記のような文言を根拠にするサイトが目立ちます。
 これらはUCCのホームページが全日本コーヒー協会の情報を引用した、というかたちで孫引きするブログがネットには多いです。

 また追記として
 「10歳以下の子供には、基本的に控えた方がよいかと思います。しかし、6歳ぐらいから上の子でしたら、ミルクで1/4程度に薄めれば大丈夫。」
 とするブログサイトも多いですが、肝心のUCCのページの内容はニュアンスが違っています。

 「12~15歳以上で大人なみに体重が50kgを超えていたら・・・」という文言を多くのサイトが引用しているものの、ソースとなる科学的根拠や参考URLを多くのサイトは記していません。このため情報としては不透明さが拭えません。

 
 
 

まとめ

 以上よりできるだけ科学的根拠がありそうな情報を参考にまとめていきます。

  • 各国の状況をみると大人で1日3~4杯程度を推奨しているところが多い。
  • コーヒー1杯(200ml)あたりのカフェインの量はおよそ120mg。
  • 1日のカフェイン摂取量として推奨されるのは4~6歳で45mg、7~9歳で62.5mg、10~12歳で85mg。
  • このため4~6歳で飲ませたいなら70ml程度。7~9歳で飲ませたいなら100ml程度。

 ちなみに、例えばスタバだと一番小さいサイズであるショートで240mlなので、半分以下にとどめるなら7~9歳でも飲んで差しつかえはないでしょう。

 また、コーヒーを飲ませても、充分な睡眠時間は確保してあげましょう。

 
 
 

その他の記事

 
 
 

参考資料

『カフェインの過剰摂取について』(農林水産省)2018年2月16日検索

『食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~』(厚生労働省)2018年2月16日検索

『授乳・離乳の支援ガイド(2019)』(厚生労働省)2020年2月25日検索

『コーヒーは、何歳くらいから子供に飲ませていいのでしょうか?』(UCC)2021年7月29日検索

『全日本コーヒー協会』2021年7月29日検索

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