寝る前や、ちょっとした時間の子供への読み聞かせに。
信号には、人が使う信号と車が使う信号があります。
人が使う信号は赤色と青色があります。
車が使う信号は赤と青と黄色があります。
信号が赤になったときは止まります。
青のときは進みます。
黄色は「もうすぐ赤になりますよ」という意味なので、気をつけます。できるだけ止まります。
どうして信号の赤で止まるのでしょう?
人が使う信号が赤のときは、車が道路を通ります。
道路は人と車が交代で使っています。
信号が赤なのに進むと、車とぶつかってしまうかもしれないのでとても危ないです。
だから私達は、信号をよく見ます。
信号が赤のときは、道路を渡らないようにします。
信号の「青」は、実際は緑色に見えますね。
それなのに、なんで「青」と言うのでしょう?
私達が住んでいるところは、日本という国です。
日本は昔から、緑と青は少し似ているので、まとめてどちらも青色と言うことがありました。
例えば、生まれたてのきれいな緑色の葉っぱを「青葉」と言ったりします。
信号の色は緑色だけど、青色と呼ぶのはそのためです。
信号を見て自分で渡るかどうかの判断ができるのは5歳前後とされています。
信号を見ることは、お子さん達が安全に生活する上で大切な能力の一つですね。
幼い頃から、お子さん達はたくさんのルールを教えられ、学んでいきます。
その情報量は子供にとって洪水のようでもあります。
時として、ルールを守ることが優先され、理由を考えることが後回しになることもあります。
往々にして、幼い頃のお子さんは、「○○はしたらダメ」ということがわかっていても「なんでダメなのか」がわからないものです。
信号が赤のときにわたってはいけないのは、車が来てぶつかったり怪我をする可能性があり危ないからです。
「先生にダメって言われたから」とか「お母さんに怒られるから」ではありません。
このように、親子の会話の中で、物事の本質を確認する機会を持つことはとても重要です。
物事の本質を理解したり、論理的に物事を考えることができるようになるのは6歳前後です。
「信号はなんで赤じゃあ渡っちゃダメなのかなあ?」
そんなふうに、子供と一緒に考える機会を持つことは大切です。
もしかしたら、得意げに子供が教えてくれるかもしれません。
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