ドロップレット・プロジェクトとは?
ドロップレットとは、AAC(拡大・代替コミュニケーション)のためのシンボルなどを作成している開発チームです。
療育現場で使えるシンボルやアプリ、ネットサービスなどを展開しています。
「ドロップス」と呼ばれるドロップレット・プロジェクトのシンボルは、シンプルでかわいらしく、療育・特別支援教育の現場を想定したイラストとなっています。
ドロップレット・プロジェクトの教材
ドロップス
ドロップレット・プロジェクトのメインコンテンツと言えるシンボル集です。
シンプルでありながらかわいらしさもあり、絵カードとしての実用性と親しみやすさがあります。
ドロップスは一部無料でネットから使用できるので、AACに携わる人にとっては重宝する教材の1つです。
ドロップスは書籍でも販売されており、CD-Rから端末にダウンロードすることもできます。
ドロップウェア
主にブラウザ上で使用できるサービスです。
ドロップスを使った絵カードを簡単に作成できる「ドロップカード」や、ドロップスを複数配置したコミュニケーションボードを作ることができる「ドロップボード」、表情絵を作りやすい「フェイスキット」などがあります。
その他にも順次コンテンツが追加される予定のようです。
DropTalk
「DropTalk」はドロップスを活用したiPadおよびiPhoneアプリです。
AACにおける「VOCA」に該当します。
有料アプリである点はやや敷居が高いですが、ドロップスをタブレットで使えるということで、AACの選択肢としては有益な物の1つかと思います。
参考資料
『ドロップレット』2021年4月3日検索