療育の方法やちょっとしたコツについてです。
絵カードの最適なサイズは?
療育でよく使う教材の1つである絵カードですが、そのサイズは様々です。
絵カードは、
市販の物であればB6変型(180×120mm)、
自作するなら名刺サイズ(91×55mm)
が使いやすいと思います。
絵カードを購入する場合
絵カードは小さい子供も扱う物なので、大きくて丈夫で、ある程度厚みもある物が望ましいです。
市販の絵カードで質が良い物の1つが公文式の絵カードになります。
ほどよい大きさと厚みがあり、療育現場でもよく使われています。
療育はマンツーマンや少人数で行うことが多いので、黒板に広げるほどの大きな絵は必要ではありません。
B6変型くらいの掌よりもやや大きいくらいのサイズが使いやすいかと思います。
絵カードを自作する場合
一方で、自作して絵カードを作る場合もあるかと思います。
絵カードを自作する場合は、名刺サイズの大きさにすると作りやすいし使いやすいかと思います。
なぜ名刺サイズにするかと言えば、
名刺サイズはよくある規格なので、
画用紙やラミネートフィルムが手に入りやすいからです。
名刺サイズは91×55mmで、およそ掌に収まるくらいです。
先ほどのB6変型と比べると一回り以上小さく、幼いお子さんの療育には大きさがやや物足りない場合もあります。
しかしながら、
名刺サイズの絵カードはかさばらないぶんポケットやバッグにさっと入れてさっと使うこともできます。
子供がある程度絵カード課題を理解し、特別大きいものでなくてもよくなったら、名刺サイズの絵カードを使うと何かと便利です。
おわりに
絵カードは「果物」「道具」など複数のカテゴリーに分けて管理すると使いやすいです。また大きさや材質も分けておくとさらに重宝します。
各カテゴリーごとに大きめと小さめのサイズの絵カードを準備しておくと、対応の幅が広がるかと思います。