およそ3歳児が描く、人の絵
3歳児が描く絵ってどんな感じなのでしょう?
個人差はあるでしょうが、およそ3歳のお子さんが描けるであろう絵は以下のような感じです。
人の顔ですね。
以下、3歳児における絵の発達についてです。
子供の絵と発達
絵というものは練習量によってかなり上手・下手の差があります。
大人でも、プロの漫画家と普段絵を描かない人では雲泥の差でしょう。
そのため、大人になると年齢と絵の技術が無関係になります。
一方で、幼児期といった幼い頃だと状況がまた異なります。
幼い頃の場合は絵の描き方がその子の発達の目安として参考になる場合があります。
1歳前後で歩き始める赤ちゃんが多いように、人間の初期の発達は割と似通っているからです。
子供の発達を知る目安として、グッドイナフ人物画知能検査というものがあります。
これは子供が描いた絵からその子のおおよその発達をみることができる比較的珍しい検査です。
この検査を参考にすると、
およそ3歳前後のお子さんは先述のような絵を書くことが予測されます。
以下、3歳前後のお子さんが描く絵を分析していきます。
3歳前後の子が描く絵のポイント
顔の輪郭
まずは顔の輪郭です。
きれいな丸でなくてもいいし、ましてや人の顔の正確な輪郭である必要もありません。
あくまで線で囲んで形を作り、輪郭に見立てられるかどうかが3歳頃はポイントになります。
顔のパーツ
目や口など、顔のパーツが2個以上あると望ましいです。
必ずしも目や口が重要なのではありません。
お子さんによって着目するところは違うでしょうから、
目と鼻でもいいし、耳でもいいです。
要するに顔のパーツを2つ以上想定できるかがポイントです。
まとめ
以上のように3歳児が描く絵はわりとシンプルです。
一方で、2歳頃まではなぐり書きのようなお絵描きが多かった子供達が、3歳くらいになると顔のようなものを書いて「ママ」なんて言ってきたりします。
子供から似顔絵をもらうとすごくうれしいですよね。
そういった「誰かや何かを書いてあげる」ことが芽生え始める時期でもあります。
そう考えると、
3歳の時期というのは、子供自身の描く絵は非常にシンプルですが、親としては感動が大きい時期でもあります。
3歳児について、人の顔以外も含めたのお絵描きの様子は以下をご参照ください。
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