人間関係の教科書

「笑顔でいる」というソーシャルスキル

公開日:2017年12月11日


 
 

笑顔でいることって?

 人は嬉しいときや楽しいとき、笑顔になります。
 ゆえに、人は相手が笑顔だと、相手が嬉しい気持ちや楽しい気持ちなのかなと思います。

 人は自分といるとき、相手が嬉しい気持ちや楽しい気持ちでいてほしいと思うものです。

 だから人は相手が笑顔だと嬉しいものです。

 反対に相手が無表情だったり笑顔でなかったりすると、自分といても楽しくないのかなと人は思ってしまいます。

 実際には嬉しい気持ちや楽しい気持ちでも、表情に出さないでいると相手に伝わらないことがあります。

 嬉しいときや楽しいときに、笑顔でいると、その気持ちが相手に伝わります。
 嬉しい気持ちや楽しい気持ちが伝わると、相手も嬉しい気持ちになります。

 だから誰かといて、嬉しい気持ちや楽しい気持ちのときに、笑顔でいると、相手も嬉しい気持ちや楽しい気持ちになります。
 
 
 

それほど嬉しくなかったり楽しくなくても笑顔になることがある

 人は嬉しい気持ちや楽しい気持ちのときに笑顔になります。
 一方で、相手に嬉しい気持ちや楽しい気持ちになってほしくて笑顔になるときがあります。

 中には本当は嫌な気持ちなのに笑顔を作ったり、
 笑顔になるほど嬉しくも楽しくもないのに笑顔を作る人がいます。
 これは自分が嫌な気持ちになっていることや自分が楽しくないことを相手に気づかれて、相手が嫌な気持ちになってほしくないからです。

 なぜ相手に嫌な気持ちになってほしくないのでしょう?
 人々の多くは、人に嫌われたくないからです。

 その人に嫌われたくないということは、
 その人を大切に思っているという気持ちの表れです。

 だから人は笑顔を大切にします。
 
 
 

笑顔の仕方

 相手が嬉しい気持ちや楽しい気持ちから笑顔になると、自分も嬉しいです。
 その一方で、相手が嬉しくも楽しくもないのに笑顔を作っているとわかると寂しいものです。

 嬉しい気持ちや楽しい気持ちからくる笑顔、つまり自然な笑顔であるということが相手に伝わると相手も嬉しいでしょう。

 自然な笑顔や目じりにしわが寄ります。
 自然な笑顔は0.5秒以上かかってゆっくり作られます。
 自然な笑顔はほんのわずかに首が傾きます。

 自然な笑顔で相手とコミュニケーションがとれると、互いに楽しいものです。

-人間関係の教科書

テキストのコピーはできません。