学校で使うタブレットは何がいいか?
学習としてタブレットを使うのであれば、キーボードが付いたWindowsのタブレットがいいのではないかと考えます。
学校で配布されるタブレットは大きくはWindowsタブレット、iPad(iOS)、Chrome book(Android)の3種類が挙げられるでしょう。
これらは個人が自由に選べるわけではないので、配布された物を大切に使うしか選択肢はないかもしれません。
しかしながら、子供にタブレット与える場合に大人がどういう着眼点を持つかは大切でしょう。
以下、考え方の例として、Windowsのタブレットがおすすめの理由を挙げていきます。
学習用タブレット選定の着眼点
タッチタイピングの習慣
手書き、スマホやタブレットのフリック入力、キーボードのタイピング。
こういった文字入力において同じ習熟度であれば最も早く文字を出力できるのはタッチタイピングでしょう。
文字入力が速いことは必ずしも必要なことではないかもしれませんが、タッチタイピングができるかどうかはパソコンに対する苦手意識を大きく左右するのではないでしょうか。
後述する通り、IT機器に触れる場合は何かを創り出せるツールの敷居を下げておくことが重要と考えます。
消費者ではなく生産者に
例えばスマホやiPadは便利です。簡単に操作できますし、その簡単な操作でゲームやYouTubeなど魅力的なコンテンツに触れることができます。
しかしながら、仕事で使うのはまだまだパソコンです。
プログラムや書類作り、絵や写真の編集、音楽の作成。
多くの場合、社会に価値を生み出す活動はタブレットではなくパソコンを使っています。
もちろんこれらをタブレットで行うことも可能です。
しかしそれは「タブレットでもできる」であって「タブレットじゃないとできない」ではありません。
何かを学び将来を豊かにするのであれば、何かを創り出すための道具に触れておいたほうがいいのではないでしょうか。
このような観点から、学校で使用するタブレットはiPadよりもパソコンに近い(というかパソコンと同じOSである)Windowsタブレットが候補に挙がるのではと考えます。
シェアの広さ
学校で得た知識は、そのまま大人になっても使えればそれに越したことはありません。
そのように考えると、学校で使うタブレットやアプリが社会でどのくらい使われているのかも気になるところです。
Chrome bookは注目されているものの、まだまだシェアとしては微妙なところがあるでしょう。
また将来働く上で、ワード・エクセル・パワーポイントといった基本的なオフィスソフトは使えて損はないでしょう。
こういった観点からも、Windowsのタブレットが現状は無難な選択肢の1つではないかと考えられます。