牛乳は何歳から?
赤ちゃんの頃の食生活は親としては特に気を使いますよね。
この食材はもう食べさせていいのか?それとももう少し先か。
牛乳って何歳から飲ませていいのでしょう?
今日は牛乳を与える時期についてです。
「我が家は○○歳から○○を食べさせた」という経験則は巷に溢れていますね。
では、何を信じたらいいのでしょう?
様々な統計データをもとに、厚生労働省が公表している離乳食のガイドラインがあります。
このガイドラインによると、
牛乳を与えるのは早くても1歳以降が望ましいことが述べられています。
離乳食の完了時期と牛乳
厚生労働省によると、食物アレルギーとして特に件数が多く症状が重篤なものについて小麦・そば・卵・牛乳・落花生を挙げています。
食材全般について言えることですが、子供には適した時期に適した量の食材を与えたいものです。
厚生労働省によると、一般に離乳食の完了時期は1歳~1歳6カ月頃。
つまり、牛乳はおおむね離乳食が終わり子供が大人とだいたい同じ食べ物を食べる時期に与える食材であることがわかります。
牛乳を飲む時期の子供の食生活
牛乳を与えるのは早くても1歳頃ということですが、1歳頃の食事とは具体的にどんな感じなのでしょう?
先述の厚生労働省の離乳食のガイドラインを参考にしてみます。
1歳から1歳6カ月頃とは離乳食の完了時期に該当します。
この頃は1日に必要な栄養を授乳や粉ミルクではなく食事から摂ります。
食事は1日3回。必要なら1~2回の間食もします。
食事は歯ぐきで噛める程度の軟らかいけれど食感のある物を与えます。
手づかみ食べなど自分で食べることを経験する時期でもあります。
少量ずつ、段階を踏んでですが肉や魚など食べる物のレパートリーも増えてくる時期です。
まとめ
牛乳の与えるのは早くても1歳以降が望ましいとされています。
しかしながら、アレルギーの有無や離乳食の進行状況はお子さんによって様々。迷う場合は医師の判断などをもらったほうがいいでしょう。
1歳~1歳6カ月というのは一般には離乳食が完了する時期です。
食べ物のレパートリーも増え、授乳ではなく食事で必要なエネルギーを摂れるようになる時期です。
そして「自分で食べること」を経験する時期でもあります。
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参考資料
『Ⅱ離乳編』(厚生労働省)2018年1月6日検索