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牛乳は何歳から?

牛乳って何歳から飲ませていいのでしょう?
アレルギーなどがすでにある場合は医師の指示に従うことが前提になりますが、そうでない場合、
一般に牛乳を飲ませ始める時期の目安は1歳以降と考えられます。
解説
牛乳の飲ませ始め
厚生労働省の離乳食のガイドラインによると、牛乳を与えるのは早くても1歳以降が望ましいとされています。
一般に離乳食の完了時期は1歳~1歳6カ月頃と考えられているため、牛乳は離乳食の後半からそれ以降に導入していく食材であることがわかります。
牛乳のアレルギーについて
牛乳はアレルギーが心配な食材でもあります。
厚生労働省によると、食物アレルギーとして特に件数が多く症状が重篤なものについて小麦・そば・卵・牛乳・落花生を挙げています。
親が乳製品のアレルギーがあるなど心配事がある場合は、かかりつけ医にまずは相談すると無難でしょう。
牛乳の1日の摂取量
牛乳を初めて飲ませる場合は、まずは少量から始めましょう。
そして慣れてきて日常的に飲むようになったら、1日の摂取量は(年齢にもよりますが)200mlを目安にします。
しかし可能であれば、他の乳製品と組み合わせたほうが栄養バランスは良いでしょう。
つまり牛乳を単体で飲むことは100ml程度を目安とし、チーズやヨーグルトなど他の乳製品も組み合わせてトータル200ml相当の乳製品を摂れるような食生活を心がけます。
牛乳を飲む時期の子供の食生活
牛乳を与えるのは早くても1歳頃ということですが、1歳頃の食事とは具体的にどのような状況でしょう?
1歳から1歳6カ月頃とは離乳食の完了時期に該当します。
この頃は1日に必要な栄養を授乳や粉ミルクではなく食事から摂ります。
食事は1日3回。必要なら1~2回の間食もします。
食事は歯ぐきで噛める程度の軟らかいけれど食感のある物を与えます。
手づかみ食べなど自分で食べることを経験する時期でもあります。
少量ずつ、段階を踏んでですが肉や魚など食べる物のレパートリーも増えてくる時期です。
まとめ

牛乳の与えるのは早くても1歳以降が望ましいとされています。
しかしながら、アレルギーの有無や離乳食の進行状況はお子さんによって様々なので、迷う場合は医師の判断などをもらったほうがいいでしょう。
1歳~1歳6カ月というのは一般には離乳食が完了する時期です。
食べ物のレパートリーも増え、授乳ではなく食事で必要なエネルギーを摂れるようになる時期です。
そして「自分で食べること」を経験する時期でもあります。
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参考資料
『Ⅱ離乳編』(厚生労働省)2018年1月6日検索
『食品実践ナビ』(農林水産省)2021年7月28日検索